Androidの最大の特徴といえば「カスタマイズ」で、この特徴を最大限活かしていると思うのがSamsungのOneUIなのかなと思います。一方でAndroidを開発しているGoogleのPixelランチャーに関しては非常にシンプルで、むしろカスタマイズを最小限にして「自動化」を進めている印象を受けます。
今回Android AuthorityがPixelランチャーが好きな理由について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
嫌われやすいあの機能が好き。

以前からGoogle Pixelのホーム画面において賛否両論に分かれるのが「At aGlance」と「検索バー」が削除できないことだと思います。ちなみに他社のグローバル版は初期設定であっても、他のウィジェットと同様の扱いで削除することも可能ですが、Pixelの場合は固定化されています。
一方で今回同サイトがPixelランチャーが好きな理由として、特に「検索バー」の便利さに言及しています。
夫とサッカーを見ていて、ウォルテマドが何歳なのか、ストランド・ラーセンがどれくらい背が高いのか疑問に思うときも、英語で「modicum」の正確な意味を疑問に思うときも、ガジェットの価格をドルからユーロに変換したり、アテネのレストランで食べ物を注文したり、オオステンドの駐車標識を読もうとしたりしても、Google検索バーはこれらの質問にすべて答える最も簡単な方法です。
Googleが検索バーにおいて「AI検索」を追加するなど、検索バーを上手く利用することでもっとPixelを楽しんで欲しいという狙いがあるのかなと、今回の同サイトのコメントを見て実感した感じです。
最小限の表示で最大限の情報。

もちろん「検索バー」に関しては他社のメーカーの機種でも使えます。一方で同サイトによると「At a Glance」の重要性にも言及しています。
ホーム画面にこれほど小さなフットプリントをもたらすものが少ないのが大好きです。もちろん、天気ウィジェット、カレンダーウィジェット、その他多くのウィジェットに置き換えることができますが、重要なことが起こっていない場合でも、より多くのスペースを占有し、表示されます。
ウィジェットで代用がきくとはいえ、常にその情報を確認するわけではない。だからこそ最小限のスペースで確認したい情報をしっかり表示してくれるバランスの良さがお気に入りだとしています。
スマホのランチャーに何を求めるかはユーザー次第だと思います。検索バーは割と使いますが、At a Glanceに関してはそこまで使っていなかったので、個人的には今回の同サイトの指摘をみて使ってみようと思えました。
何よりGoogleは輝度にタッチ感度に画面オフなど自動化を進めている印象で、個人的にカスタマイズにあまり興味がないからこそ、Pixelは嬉しい進化を遂げてくれている印象です。