先日にAppleはiPhone 17シリーズを正式発表しましたがQualcommやMediaTekなども意識しているのか9月下旬に最新SoCを発表しておりXiaomiを筆頭に今後最新SoCを搭載した機種が多数登場予定と中国市場を中心に新製品ラッシュに入ったのかなと思います。
今回はiPhone 17 Pro Maxの短期レビューと合わせてサブ機として一年運用しようと思うのでまとめたいと思います。
短期間使って感じたこと。
昔は重度のApple信者でしたがここ数年はAndroidの方が楽しく以前ほど信者ではないです。とはいえVision ProにMacにiPadとそれなりに投資はしており仕事用としてはほぼApple製品です。
まずiPhone 17 Pro Maxを購入してから約1ヶ月使ってきたので気になる部分を確認すると一つ目としては電池持ちで海外サイトのテスト結果では17時間58分と圧倒的なスコアを獲得しています。
電池持ちが想定以下。
少なくとも自分はここ1ヶ月サブ機として使っており主な用途として自分が好きなゲーム用です。あくまでもメイン機があった上でiPhone 17 Pro Maxを使っていますが電池持ちがそこそこです。
スクリーンオンタイムでみると2時間ちょいでも寝る前の電池残量が70%以下になることがあります。少なくとも今の自分の使い方だと仮にメイン機種にした場合に寝る前の電池残量が60%以下になる可能性が高いと思います。
なので海外サイトのスコアと大きく乖離している印象で自分の使い方だとPixel 10シリーズより僅かにいい程度でHONOR Magic V5など電池持ちがいい折畳式機種と比較すると完全に劣ります。
流石に最適化などはもう関係ないと思うので単純に電池持ちが期待していたほどは良くないです。
もちろんユーザーの使い方によって印象が変わる可能性があるので注意が必要だと思います。少なくとも海外サイトのスコアを考慮すれば長時間における負荷をかけた場合の電力効率は優秀でも日常使いにおいてはそこまでではないからこそ自分の使い方と乖離しているかなと思います。
何かとバグが多いと言われているiOS26がまだ十分に最適化されていない可能性もあると思います。とりあえず現時点での評価では18時間のスコアを獲得した機種であることを考えると期待ハズレなのかなと思っちゃいます。
ポートレートモードの精度。
次に2つ目としてはポートレートモードで最短撮影距離が長いことに関してはもう諦めています。一方でAppleは今まで人物を撮ることにフォーカスしてきたからこそ人物はまともに撮れてほしいと思います。
Xなどを見ているとiPhoneのポートレートが改善しているかの見極め方法としてストローを使っている例がありますが自分は日常においてドリンクを撮ることはほぼないので参考にならないです。
一方で自分がスマホのカメラを使う時は子供を撮る時で子供が綺麗に撮れるのであれば問題ないです。

かなり細かい部分で多くの人は気にしないと思いますがポートレートモードで娘を撮影した際に娘の髪の毛が上手く認識しているかどうかという部分でPixel 10 Pro XLと地味に違いを感じます。

Pixel 10 Pro XLも完璧とは言えませんがiPhone 17 Pro Maxは髪の毛を正確に処理出来ていない印象を受けます。結局フラッグシップのカメラに求められるのはこういう細かい部分でありこの積み重ねの結果がカメラ全体の評価に繋がってくるのかなと思っておりiPhoneはまだまだ改善の余地があると思います。
今までは人物とペットのみ対応していたみたいですが今世代からはその他にも対応したとの話です。ただ今まで人物にしかしっかり対応してこなかったからこそもっと頑張ってほしいかなと思います。
最短撮影距離が長い上にフォーカス精度もちょい甘めと改めて向き合ってみてガッカリました。この感じだとPixelはもちろんvivoなどポートレートに強い機種には到底及ばないかなと思います。
サブ機にしようと思った理由。
ちょっと辛口になってしまいましたがほとんどの人は気にならないレベルなのかなと思います。一方で日常使う上では屋外こそ一部機種に及ばないものの基本明るく見やすいディスプレイだと思います。
特に夜の室内においてもかなり明るく見えるのでディスプレイに不満を感じることはほぼないです。また自分は負荷が高いゲームをやらないことに加え外気温が下がってきたので発熱に全然遭遇しないです。
もちろんAndroidと比較すれば細かい部分において違いはあるとはいえスマホとしての完成度は高いです。また自分の手持ちは目立った不具合にも遭遇していないので特段不安定さも感じないです。
SIMが吸収されてしまった。
一方で開封レビューの際に言及させて頂きましたがネックに感じたのはeSIM専用であることです。正直な話eSIM専用と分かった時点でSIMカードを入れて使う予定はなかったのですがイレギュラーが発生しました。
最初にiPhone 17 Pro MaxをApple Storeで予約をしていましたが争奪戦に負けたので3週間待ちの状態でした。なので一応docomoオンラインショップでも保険で予約を入れておきましたがdocomo版が先に入荷することに。
そのためdocomo版の購入手続きを進めましたが完全に見落としたのがeSIMへ強制移行したことです。
教えてもらった感じだとdocomo側の方がiPhone 17 Pro Maxへの機種変更手続きを進めた際にeSIMへ切り替わる手続きも合わせて進めた感じでiPhone 17 Pro Maxをアクティベートした時に自動でeSIMに変わってしまったので自分から見ればiPhoneにSIMカードが吸い込まれた感じです。
もちろんeSIMの再発行手続きをして他の機種に移動させればいいだけですがiOSにおいても自分が最近ハマっているホワイトアウトサバイバルを始めたところ引くに引けなくなった感じです。
なので完全にイレギュラーですがiPhone 17 Pro Maxをこのままサブ機運用しようと思います。
安定性が重要。
どちらにせよ自分は基本二台持ちをしておりサブ機に求めることとしては安定していることです。昨年に発売されてから今年の上半期まではPixel 9 Pro Foldをサブ機として運用していました。
ただサブ機として運用するには電池持ちがちょっと不安定で割と高頻度で充電していた感じです。なのでサブ機は充電頻度を減らすためにも電池持ちは出来るだけいい機種の方がいいかなと思っています。
Qi2充電環境の構築。
またPixel 10を購入した際に充電環境をQi2前提に変更したこともありiPhoneは相性が良いです。何よりPixelのために環境を整えた結果iPhoneも相性が良かったので丁度良かったとも言えます。
一方で悩みの種になっている部分としては周辺アクセサリーでスマートウォッチをどうするのかです。メイン機種はレビューもあるため割とこまめにSIMカードを入れ替えることからその度にイヤホンやスマートウォッチのペアリングをするのが面倒だと感じておりサブ機で固定化させたいところです。
一応iPhone 17 Pro Maxを購入した際にAirPods Pro 3とApple Watch Ultra 3も購入しました。そのため周辺アクセサリーも十分に揃っていますが個人的にスマートウォッチはPixelの方が好きです。
今はちょっと決定しきれていませんがPixel Watch 4を中期で使ってから決定したいところです。とりあえず言い訳みたくなっちゃいましたが自分を納得させるために理由をつけた感じです。
iPhone Foldへの下準備。
とはいえここ数年iPhoneにしっかり向き合ってこなかったことからも今回はいい機会なのかもしれません。やはり過去のイメージのままで評価するのは良くないと思っているので毎年購入してきましたが正直そこまで真剣に触ってきたかという微妙なところで今後しっかりと向き合いところです。
ただこんな記事を出しておきながら今後数ヶ月もしない内に他の機種に変わってたらすまみません。一方でApple製品で久しぶりにほしいと思うのが来年登場が予測されているiPhone Foldです。
現時点で正式名称は不明でiPhone Foldと呼ばれたりiPhone 18 Foldとも呼ばれたりします。
個人的に折畳式機種が大好きなのでAppleが出すとなれば絶対に購入してじっくり触りたいところです。ちなみにアナリストによるとiPhone 17シリーズの売れ行きが好調である理由の一つとして旧世代のユーザーが積極的に買い替えているからとしておりiPhone 18では加速するとの予測です。
一方でiPhone Airに関しては中国でいまだ発売出来ていないこともあり当初の予測より不調だと言われています。また最新技術に興味を示しているユーザーが限定的であることからもAppleが事前情報通りに来年折畳式機種を出したとしてもそこまでユーザーが食いつくことはないのではとの指摘です。
また事前情報通りであれば$2000を超えるとも言われており価格がネックになる可能性が高いです。だからこそアナリストはiPhone Foldに対して楽観視するべきではないと指摘しています。
折畳式機種市場の光。
とはいえAppleとしても従来のバータイプのような売れ行をそもそも期待していないと思います。
自分の記憶違いだったらも申し訳ないですがAppleは毎年9月に新製品を発表してその年の年末までに8000万台近く出荷するとも言われている一方でiPhone Fold用のディスプレイは2000万台分程度でさらにこの2000万台分は複数の世代用とも予測されているので2026年に出荷される台数は単純に2世代分だとしても1000万台分なのでバータイプと比較すれば少ないです。
ちなみに一部噂によると3世代分とも言われているので単純に考えれば700万台前後になります。一方でAppleが折畳式機種を出すことで折畳式機種市場に初めて光が差すという感じになります。
結局スペックなどでみると分かりやすいですがAndroidがどんなに先行して実装していてもiPhoneが実装することで初めて一般層にリーチする感じで折畳式機種も同様の流れだと思います。
このことからもAppleも売ることが最優先ではなく折畳式機種があることを認知してもらうことなのかなと思います。そしてAndroidメーカーからすれば2026年より折畳式機種市場で本当の競争が始まることになると思います。
iPadOSの伏線。
直近の情報からもメインディスプレイのアスペクト比は14:10と言われており実質4:3に近いです。
つまりiPadに近いアスペクト比を採用しておりiPadOSでデスクトップモードのようなUIに対応したのもiPhone Foldで実装するための下準備だと思っており電話アプリを追加したのもiPhone FoldはiPadOSをベースにしたカスタムiOSを搭載する流れなのかなと思っています。
現時点でどのような仕様になるのか不明ですが来年iPhone Foldは絶対使いたいと思っています。だからこそ今年はその下準備として刷新されたiOS26にしっかり触っておくべきかなと思います。
まとめ。
今回はiPhone 17 Pro Maxを約1ヶ月使って気になったこととサブ機運用する理由についてざっくりとまとめてみましたが割り切って使えば不満はかなり減らすことが出来ると思います。
一方で個人的にはメインもある程度固定したいと思いレビュー用の端末のために別途SIMを用意するか迷っておりレビュー期間中は3台持ちの流れになってくるのかなと思っています。