Pixelがついに承認。アメリカ政府が認めるセキュリティの高さと安全性

現時点でGoogleはPixel 10シリーズの売り上げに言及していませんが、今後発表される2025年第3四半期の決算において一部明らかにされる可能性があります。ちなみに海外の調査会社によるとGoogleは2年連続で出荷台数が1000万台を超えていることを明らかにしており、今年も年間の出荷台数が大台にのるのか非常に気になるところです。

今回Phone ArenaによるとGoogle Pixelがアメリカ連邦政府機関に承認されたことに言及しているので簡単にまとめたいと思います。

高い信頼性。

今回の情報によると一部Google Pixelは連邦政府機関が使用できるリストに追加されたことが判明したとしています。

これは、連邦政府機関に安全で最先端の技術を提供するという当社のコミットメントを強調する重要なマイルストーンです。Googleの包括的なクラウドエコシステムと組み合わせることで、連邦政府機関はセキュリティを強化し、より良いコミュニケーションを可能にし、効率を向上させ、運用を合理化することができます。

少なくともセキュリティ含めて高い信頼性があるからこそ今回リストに追加されたと考えることが出来ます。

セキュリティ機能で最も評価の高い機能を備えており、政府職員は、最も遠隔地の環境であっても、事実上どこからでも安全に接続し、共同作業を行うことができます。高速、低遅延、機動性の向上を提供する5Gのモバイルセルラーテクノロジーを活用して、信頼性の高い優先度の高い通信に不可欠な新しい機能を軍事作戦に装備します。

ちなみに政府レベルの話ではありませんが、Google Pixelは無料でVPNが使える貴重な機種となっており、Googleも常にセキュリティを意識しているからこそサービスを提供していると思います。

また顔認証に関しても2DですがインカメラのDPAFとGoogle Tensorを組み合わせることで「クラス3」に対応しています。ほとんどのAndroidの顔認証は本体のロック解除にしか使えませんが、Pixelの場合はiPhoneのFace IDのように支払い時の本人認証などに顔認証を使うことが出来ます。

Pixel 9の評価も高い。

またGoogleはAIを組み合わせることで汎用性の高さをアピールしています。

軍のためのエネルギー資源の調達を担当する連邦機関は、燃料検査と世界中の500以上の場所の監査に関連する能力の向上を目指しました。現在、政府はこれらの雑用を手動で処理し、データは手動でアーカイブされています。その結果、軍はこのデータにリアルタイムでアクセスする問題に遭遇しました。今、軍はGoogleクラウドサービスとPixel電話を使用してデータをデジタル化します。また、携帯電話は現場でデータをキャプチャし、安全に送信します。

昔からAndroidはセキュリティが低いと言われがちですが、今回の事例をみるとそんなことはありません。Pixel 4シリーズの頃からセキュリティをかなり意識してきたように見え、それがアメリカ政府にも安全だと認められたのは努力の結果なのかなと思います。

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