先日の情報からもAppleは来年正式発表する可能性があるiPhone Fold用のディスプレイのサプライヤーにSamsungを選んだ可能性が高いです。少なくともフレキシブルディスプレイという特殊性からも品質を優先した可能性があるのかなと思います。
今回Digital Chat Station氏がiPhone Foldと来年登場する折畳式機種について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
ブック型が主流に
今回同氏がweiboにおいて以下のように投稿していることが判明しました。
来年の折りたたみスマホ市場は主に大型折りたたみ端末の競争が中心となる。アップルが初の大型折りたたみ端末を投入し、主要トップ5メーカーも新型を投入して強力な競合となるだろう。
小型折りたたみ端末はまた別の状況だ。国内では主にファーウェイが引き続きリードしており、他の数社は疑問符が付く。おそらく追随しないだろう。
少なくともAppleがブック型を発表することからもブック型を中心に活性化する可能性があります。ちなみに今年と同じ流れであればOppoが2月でHonorにvivoにSamsungは7月に発表して、Googleが8月という流れになる可能性があります。
仮にAppleが従来通り9月に発表するのであれば、AndroidメーカーはAppleより前に新製品を出すことで牽制するのかなと思います。何より市場シェアがなかなか成長しない折畳式機種市場ですがAppleの参入によって大きく成長する可能性があります。
大型化で差別化?
一方で今年登場した折畳式機種を見ると、薄型化/軽量化を優先した結果内部スペースに余裕がなくなりカメラが犠牲になった印象を受けます。もちろん全てのメーカーがそうではありませんが、今後薄型化するとなった時に今の筐体サイズは限界があるとも言われています。
そして同氏が以前示唆していましたが、今後折りたたみ式機種が大型化する可能性があります。現状メインディスプレイは8.0インチ前後ですが、それ以上になる可能性があります。
今の折畳式機種の多くは6.5インチ前後のサブディスプレイを採用しており、大型モデルと比較するとまだ僅かに小さいです。つまり6.7インチや6.8インチまで大型化して問題ない可能性があり、筐体サイズが大きくなれば薄型化もしやすくなります。
Appleに対してどのような差別化をとってくるのか不明ですが、三つ折りではなくそろそろもっと大きい折畳式機種が出ても面白いかもしれません。