Pixel 10 Pro XLの海外評価。歴代Pixelが抱えていた最大の短所を改善へ

先日より叩かれまくっているGoogle Pixel 10シリーズですが原因としてはGoogle Tensor G5の「ベンチマークスコア」です。個人的には負荷の高いゲームをやらないためベンチマークスコアよりも日常使っている上で快適に動作するかどうかや、発熱や電池持ちの方がよほど重要です。

今回9To5GooglePixel 10 Pro XLの発熱とパフォーマンスに言及しているので簡単にまとめたいと思います。

発熱は大幅改善。

Google Tensor G5でTSMC製に切り替えた理由として「効率性」の改善のためと言われています。そのためGoogleとしてはパフォーマンスを上げることよりも発熱を抑制しつつ電池持ちの改善に尽力した可能性があります。

その上で「発熱」は実際にどうなのか以下のようにコメントしています。

電話が著しく熱くなっていることに気付いたのは、最初のセットアップ中だけです。私の日常的な使用では、全体的にかなりクールに走っています。実際、Snapdragon 8 Eliteチップを搭載したGalaxy Z Fold 7、Snapdragon 8s Gen 4チップを搭載したNothing Phone(3)よりもクールで、これまでのところ、Galaxy S25 UltraとOnePlus 13での経験とほぼ同等です。

むしろスコアは低いですがAnTuTuなどで同じ負荷をかけた場合Pixel 10 Pro XLは発熱しにくい印象です。また日常使いにおいて日本の夏はやばいので今やポケットに入れて外にいるだけでも発熱するくらいです。

ただこれは他社も一緒で、同サイトによると通常の使用では熱くならず、歴代Pixelが抱えていた最大のデメリットを修正したと指摘しています。

パフォーマンスはどうなのか?

一方でベンチマークのスコアの低さが話題となっていますが、重要なのは実際のパフォーマンスで同サイトは以下のようにコメントしています。

Android端末の純粋な処理能力を測る私の定番ベンチマークは『フォートナイト』だ。このゲームは余剰性能を十分に活用でき、パフォーマンス不足時の影響を明確に示す。Pixel 10 Pro XLは「高」プリセット設定で、ここでのパフォーマンスはまずまずだった。グラフィック自体は、私のFold 7や最近のAndroidゲーミングタブレットでテストした時とほぼ同等であり、動作は…問題なかった。しかし、ここで明らかになったのは発熱の持続性だ。

自分はゲームをやらないため何ともですが、同サイトはパフォーマンスよりも発熱の方が気になったとしています。少なくとも発熱するのが速い上に、比較的発熱した状態をゲームが終了するまで継続することを指摘しています。

ただゲームを終了させた後はすぐに冷却されたと指摘しています。少なくとも歴代Pixelであれば本体が冷えるまでにもう少し時間がかったと指摘しており放熱効率も改善されているのかなと思います。

結局重要になるのは普段自分が使う上で快適に動くかどうかです。なので原神をやらない人が原神におけるパフォーマンスを基準にその機種の良し悪しを判断したって正直意味がないのかなと思います。

またベンチマークスコアに関してもスコアが高いからといってできることが極端に変わるだけではないです。そのメーカーのチューニングにもよりますが同じSnapdragon 8 Eliteを搭載した機種でも方や200万点以下で方や300万点近いとスコアが100万点近く離れていてもゲーム体験に大きな違いがあるとの声はあまりきかないです。

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