まもなく正式発表となるGoogle Pixel 10シリーズの大きな特徴の一つとしてはTSMC製であるGoogle Tensor G5を搭載していることです。事前情報通りであればGoogleはコストをかけてまでもは「効率性」を優先したと言われており電力効率が改善する可能性があります。
今回Evan Blass氏がGoogle Pixel 10シリーズのスペックシートに言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
電池持ちがあまり改善せず?
今回同氏がGoogle Pixel 10シリーズとGoogle Pixel 9aの主要スペックを比較した公式プレス画像を公開していることが判明しました。気になる部分として動画撮影でPixel 10 Proシリーズしか8K撮影に対応していないのは違和感がありませんが「Night Sigoht Video」と表記していることからも動画ブーストからのアップコンバートではなくなっている可能性があることに。
そしてバッテリーに関してPixel 10シリーズは共通して「Pixel Snap」に対応としています。この感じだと事前情報通り本体にマグネットを内蔵している可能性があります。
一方でバッテリー駆動時間に関してPixel 9aは30時間以上に対してPixel 10シリーズは24時間以上と単純にGoogleの表記でみればPixel 9aの方が電池持ちがいいことになります。
バッテリーテストの結果を確認。
一方でいつも参考にしているGSM Arenaのバッテリーテストの結果を参考にすると以下のようになります。
スコア | |
Pixel 9 Pro | 13時間11分 |
Pixel 9 | 13時間5分 |
Pixel 9a | 12時間42分 |
Pixel 9 Pro XL | 12時間32分 |
Pixel 9 Pro Fold | 11時間54分 |
あくまでも同サイトにおけるバッテリーテストの結果でPixel 9aより電池持ちが悪いのはPixel 9 Pro XLとPixel 9 Pro Foldになります。なのでGoogleの公式サイトにおける表示が必ずしも絶対というわけではありません。
ただ24時間以上というのはPixel 9シリーズと同じであることからも、Googleの評価でみると現行モデルからそこまで電池持ちが改善しているわけではなくPixel 9aより電池持ちが悪いということになるのかもしれません。
実際に使ってみないと分からないですがGoogle Pixel 10シリーズの電池持ちは過度に進化しない方がいいのかもしれません。