文鎮化さえなければ。Xperia 1Ⅶの最悪なことと最高なこと

先日よりXperia 1Ⅶに文鎮化問題が発生して非常に残念なことになっていますが、歴代Xperiaと比較すればかなり完成度が高かったからこそ余計に勿体無いと感じてしまいます。

今回海外サイトがXperia 1Ⅶのカメラとゲーム性能について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

最悪なこと。

Xperia 1Ⅶでは超広角が刷新されセンサーサイズは1/1.56インチとフラッグシップモデルの中でトップクラスになりました。一方で評判があまり良くなかったは望遠は刷新されておらずアルゴリズムの改善でカバーしている感じです。

そして今回同サイトがカメラについて以下のように評価しています。

AI写真処理と計算撮影が全体的に本当に嫌いでない限り、Sony Xperia 1 VIIはカメラが行く限り、売りにくいです。もちろん、ほとんどのフラッグシップスマートフォンに言えますが、そのマニュアルモードは、ソニーのカメラスタイルのインターフェースのおかげで、プロの写真家にとって非常に馴染みのあるものです。しかし、そのハードウェアは本当に(本当に)それを妨げています。特に、ポイントアンドシューターの手の中で、特に暗い場所でズームしてビデオをキャプチャするときに。

AIによる補正が嫌いな人にとっては救世主になると思いますが、ほとんどのスマホがAIで加工していることを考えると抵抗がないユーザーも多いのかもしれません。何より一部ユーザーによるとSonyは「光学品質」を優先しているとの指摘もあります。

つまりスマホカメラ特有の加工は出来るだけ避けカメラレンズやカメラセンサーでの描写力を重んじるという感じです。ただそうなってくるとハードが重要になりますが、Xperia 1Ⅶは他社のフラッグシップモデルと比較して弱いからこそ中途半端に見えてしまうのかもしれません。

最高なこと。

一方で高評価となっている部分は以下のようになります。

Xperia 1 VIIは、その一貫したパフォーマンス、一般的に強力な熱管理、およびフロントファイアスピーカーのおかげで、最高のゲーミングフォンの1つになる可能性があります。ヘッドフォンジャックやmicroSDカードスロットなどの古いお気に入りを含めることは、写真家よりもゲーマーにアピールする差別化点も追加されます。

Xperia 1Ⅶのベンチマークスコアは200万点前後ですが、それでも高評価を獲得したということは、やはりベンチマークはそこまで重要ではないことです。Xperia 1Ⅶではほぼアピールしていませんがゲームエンハンスはかなり拘って開発された機能で、スマホから直接YouTubeでライブ配信ができるのはXperia専用の機能です。

ちなみにYouTubeでライブ配信をするには条件がありますが、Xperiaのゲームエンハンスはそれを吹っ飛ばしてライブ配信を出来ます。何よりXperia 1Ⅶの最大のネックは「価格」になるとしており、価格の高さから競争力を失っているとしています。

またXperiaはマニュアル撮影がトレンドになる前にPhotoProを導入していたのでパイオニア的な存在ですが、ようやく他社が追いついていきたというタイミングでPhotoProを廃止するなど、先駆けしすぎてトレンドに乗れていないように見えるのもマイナス要因の一つなのかもしれません。

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