Xperia 1Ⅶの文鎮化問題。製造品質が原因で該当機種は無償で交換可能に

先日の情報からもXperia 1Ⅶは一部市場で販売停止となっています。また頂いた情報からもドコモショップにおいてXperia 1Ⅶの販促物を撤去するよう指示が来たとしており、販売停止は長期化する可能性、もしくはこのまま販売が終了になる可能性がないわけでもありません。

今回SonyがXperia 1Ⅶの文鎮化問題に関する原因と今後の対応について明らかにしたので簡単にまとめたいと思います。

原因が判明。

先日よりXperia 1Ⅶの一部個体で、突如電源が入らなくなる「文鎮化」や、再起動が無限に繰り返される不具合が発生していたことから、Sonyは一時的に販売を停止していました。

そして今回Sonyがこの不具合について以下のようにコメントしています。

2025年7月4日にお知らせしました、スマートフォン「Xperia 1 VII」において電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らない事象がまれに発生する件に関しまして、調査の結果、製品の一部の製造ロットにおいて製造工程の不備により基板が故障する場合があることが判明しました。

Xperia 1Ⅶの設計に問題があったというよりも製造品質に問題があったことになります。Zackbuks氏は中国製に切り替わって製造品質が向上したと絶賛していましたが、実際にはサプライヤーを変更したことで致命的な欠陥が発生しているので製造品質がかなり下がったと判断することが出来ます。

Sonyとしても過去にXperia AceシリーズやXperia 10シリーズの製造を委託して問題がなかったからこそ、今回フラッグシップの製造を委託したんだと思いますが結果的に裏目に出たのかなと思います。

ちなみにSonyが委託したサプライヤーは過去にZenfone8の製造も行っており、その時も今回のように文鎮化問題が発生しています。

今後の対処方法。

そして今後の対応として以下のリンク先からIMEI番号を入力して診断することで無償で交換できるか判別することが出来ます。

なお、無償交換開始の準備に一定の時間を要するため、誠に恐縮ですが、交換用製品は2025年7月18日より順次発送させていただく予定です。交換をお待ちいただく間、必要なデータのバックアップをお願いいたします。

Xperia 1 VII SO-51F、SOG15、A501SO(通信事業者モデル)に関しましては、通信事業者各社にお問い合わせいただきますようお願いいたします。

そもそも補償分の在庫を用意するのにも時間がかかる可能性があり、店頭で販売が再開されるのにどれだけの時間を要するのかも気になるところです。ちなみに自分の手持ちは交換対象外で今後とも安心して使うことが出来ます。

何より交換対象機種でも不具合が発生していない個体もあるので、必ずテストをした上で該当する場合は交換手続きを行った方がいいと思います。

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