Pixel 7の特許侵害訴訟。Googleが無事勝訴で国内でPixelの販売影響なし

事前情報からもGoogleはGoogle Pixel 7シリーズの特許問題からも韓国のパンテックにおいて敗訴したことが判明しています。またパンテックは同様にpixel 8シリーズとPixel 9シリーズの販売停止を目的に東京地方裁判所に提訴したことを明らかにしています。

今回ケータイWatchによるとGoogleはパンテックとの特許裁判において勝訴したことが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。

Googleが勝訴。

先日には特許において敗訴したGoogleですが、今回の情報によると大阪地方裁判所においてパンテックに対して勝訴したことが判明したとしています。そして今回の勝訴に対してGoogleは以下のようにコメントしています。

Googleは、このたびの判決を歓迎いたします。今回の判決は、Googleが長年培ってきた誠実なライセンシーとしてのコミットメントを再確認するものであり、当社の技術的アプローチの妥当性を示すものと捉えております。Googleは、引き続きイノベーションを推進し、業界全体における公平なライセンス慣行の維持に貢献してまいります。

知識がなくて申し訳ないですが、最初パンテックは東京地方裁判所に提訴しており、第一審が地方裁判所の場合、第二審は知的財産高等裁判所が審議することになります。

そして知的財産高等裁判所は、大阪と東京にあり、大阪地方裁判所で審議が行われた結果Googleの勝訴で確定したという認識でいいのかなと思います。ちなみに同サイトによるとパンテックは2022年にも同様の裁判を起こしており、その時もGoogleが勝訴しています。

販売停止は撤回

今回の大阪地方裁判所での判決で確定するのであればGoogle Pixel 7シリーズの販売に影響が出ることはないと思います。とはいえキャリアにGoogle Storeでの販売は終了しているので影響が出るとしても中古市場のみという感じでした。

またパンテックはPixel 8シリーズとPixel 9シリーズに関しても特許侵害として提訴していますが、同様の結果になってもおかしくないのかなと思います。少なくとも今回の情報からも国内におけるGoogle Pixelの販売に特段影響は受けないのかなと思います。

一方で先日の情報からも相互関税の影響でサプライヤーがPixel 10シリーズの一部コンポーネントの生産をとめており製造が出来ないとの話もあります。実際にはどうなるのか不明ですが、Pixel 10シリーズは価格含めてどのようになるのか非常に気になるところです。

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