ますますおサイフケータイ要らず。Pixel WatchがPASMO対応かつ定期券実装

直近の情報通りであればGoogleはGoogle Pixel 10シリーズの発表に合わせてGoogle Pixel Watch 4シリーズを正式発表する可能性があります。さらにリークしているレンダリング画像をみる限りは現行モデルのピンありの充電方法は廃止になり初代のようにシンプルなマグネット式の充電になる可能性があります。

今回Google JapanがGoogle Pixel WatchでPASMOが使えるようになったことを明らかにしたので簡単にまとめたいと思います。

PASMOに対応へ。

今回Googleが以下のようにポストしていることが判明しました。

GoogleによるとWearOS By Googleを搭載した対応スマートウォッチでPASMOが使えるようになったことを明らかにしました。つまりPixel Watchに限定されておらず現時点での対応機種は以下のようになります。

  • Google Pixel Watch、Google Pixel Watch 2 と Google Pixel Watch 3
  • Samsung Galaxy Watch6、Galaxy Watch6 Classic、Galaxy Watch7 と Galaxy Watch Ultra

また今後発表されるGoogle Pixel Watch 4シリーズやGalaxy Watch 8シリーズも対応する可能性が高いと思います。また今回PASMOに対応したこと出来ることは以下のようになります。

  • PASMO の発行または移行:新しい PASMO をスマートウォッチに直接発行したり、他のデバイスから既存の PASMO を移行したりすることができます。
  • 簡単チャージ:Google アカウントに保存されたクレジットカード / デビットカードの使用、または、対応店舗で PASMO にチャージ(入金)することができます。
  • 定期券:ご利用中の PASMO の定期券をスマートウォッチで利用できます。なお、定期券の更新は、スマートウォッチの Google ウォレット アプリ内で簡単に行えます。

何よりSuicaとの大きな違いとしては「定期券」に対応していることです。そしてオートチャージ機能に関しては以下のようになります。

スマートフォンでオートチャージを設定済みの場合は、スマートウォッチに Suica または PASMO を移行した後も引き続きオートチャージを使用できます。設定を変更するには、Suica カードまたは PASMO カードをスマートフォンに戻してから、Suica または PASMO のモバイルアプリを使用して変更します。

流石にSuicaより後に追加されたこともあり充実している印象を受けます。

よりおサイフケータイがいらなくなる。

ここ直近においてXにおいて「Felica論争」が再び発生していましたが、個人的には「スマートフォン本体が搭載している必要はない」と思っています。今回のPixel Watchのように自分の用途にあった電子決済をスマートウォッチでカバー出来るのであれば本体で対応している必要はないと思っています。

何よりFelica対応はグローバルと比較して発表時期が遅くなる可能性がある上に、本体価格が高くなる可能性があります。さらに日本専用のファームウェアを用意する必要があるためアップデート含めたコストも増加する可能性があります。

個人的にはスマートウォッチで使える電子決済で十分なので、だったらスマホはグローバルと出来るだけ共通化してもらって本体価格を少しでも安くしてもらった方がいいです。

以前利用履歴が見れないと困るとか、チャージがオンラインで出来ないと困るから本体にFelicaを搭載していないと困るとの声も頂きましたが、Pixel Watch アプリでも十分に管理できる範囲になります。

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