一部情報によるとGoogle Pixelが返品される理由としては「電池持ちの悪さ」と「発熱のしやすさ」だとされています。そのためGoogleは効率性をより改善するためにコストをかけてまでSoCをTSMC製に切り替えたと言われています。
今回9To5GoogleがGoogle Pixelの発熱に関してアンケートを行っていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
アンケート調査を実施。
SoCが進化していることが大きいのかGoogleのチューニングがより最適化されているのか不明ですが、Google Tensor G3を搭載したGoogle Pixel 8シリーズからはだいぶ発熱に関してはマシになった印象を受けます。
またGoogle Pixel 9シリーズはさらに洗練された印象を受けます。そして今回上記の画像の内容でアンケートを行っていることが判明しました。
では、2世代後に再訪しましょう。以下の投票で投票して、今の状況を教えてください。
上記の文言からもGoogle Pixel 9シリーズユーザーを対象にしたアンケートに見えますが、実際質問文には世代を限定することは記載されていないため正直何ともという感じです。
あくまでもアンケートの最終結果ではありませんが問題ないと回答しているユーザーは全体の6割です。また発熱は感じるけど警告までは表示されない。つまり不快に感じるが何かアプリなどが制御されていない状態にはなると回答したユーザーは全体の2割です。
正直国内もそうですが今の時期スマホを外に置いておくだけでも発熱すると思います。このことを考えるとPixelに限った話ではなく、何より発熱による深刻な問題ではないと判断することも出来ます。
つまり本当に発熱に悩まされているのはは全体の2割程度ということになります。
着実に改善している。
同サイトによると2年前にも同様のアンケートを行ったことに言及しており、その時のアンケート結果だと発熱に問題を感じたユーザーは全体の3割強だとしています。
つまり今回の調査結果でみると発熱に悩まされているユーザーの比率は1割近く下がったことになります。なのでGoogleの努力の成果もあり発熱への不満は徐々に改善していることになります。
私のPixel 8 Proには、ワイヤレス充電を使用しないようにという過熱警告があります(私の車にはワイヤレス充電器の上に内蔵ファンがありますが)、または外が非常に暑い(30°C)ときにGoogleマップ/音楽の再生が正しく機能しません。私はワイヤレス充電またはケーブルベースの充電でワイヤレスAndroid Autoを使用しています。ケーブルを使って充電するときに時々起こりますが、唯一役立つのは、携帯電話をACエキゾーストに置くことです。
この時期だとGoogle Mapを長時間使うのは厳しい感じで、結局のところはユーザーの使い方に依存すると思います。何よりGoogle Tensor G5で電力効率が大幅に改善すると言われているので電池持ち含めてどこまで改善するのか楽しみです。
Googleが従来のようにベンチマークでハイスコアを獲得するようなチューニングをしてくるとは思えず、何より最適化を優先してくる可能性が高いのかなと思います。