国内だとXperiaだけは違う?AQUOSも開発に製造と中国に委託との話

先日YouTubeで頂いたコメントをみるとXperia 1Ⅶの製造だけではなく「開発」にも中国企業が携わっているとの話。ただ情報源となっているZackbuks氏の投稿をみる限り「製造」には言及していますが、「開発」には言及していないことからも実際のところは不明です。

今回XにおいてXperiaだけではなくSHARPに関しても中国企業が開発に携わっているとのリプライを頂いたのでまとめたいと思います。

フラッグシップ以外は中国企業が開発?

今回以下のようなリプライを頂きました。

今回のポストを確認すると2005年以降、多くの日本メーカーはソフトの開発を中国企業に委託したとしています。その上でSHARPでみるとハイエンドのソフトのみが日本チームが開発しているとしています。

ハイエンドがどこまで含まれるのか不明ですが、国内でも人気が高いAQUOS SenseシリーズやAQUOS Wishシリーズはハードもソフトも中国チームが開発しているとの話です。

SHARPはFoxconnに買収されてからモバイル事業が安定した印象を受け、やり方も中華メーカーに似ている部分があると思っていましたが、ミドル以下はほぼ中国が開発しているのはちょっと驚きでした。

もう純日本がないのかもしれない。

現時点におけるメーカーの状況をまとめると以下のようになります。

親会社 開発
Sony
SHARP Foxconn(中国) ミドル以下は中国
FCNT(富士通) Lenovo(中国) ベースにしている可能性が高い

先日FCNTも最新のarrowsを正式発表しましたが、実装されたAIをみるとMotorolaと共通化されている部分が多い印象を受けます。そのためベースの開発は海外で日本チームがローカライズを重ねている可能性があります。

一方でエントリーに関しては丸投げしている可能性も考えられます。一方でSonyが一番よく分からない感じで先日頂いたコメントが間違っているだけで開発は日本チームが行なっている可能性があります。

ただXperia 10シリーズに関しては何とも言えない感じです。キャリア手動の販売が長らく継続したことで、国内メーカーはスマホに切り替わる際にグローバル化に失敗。

その結果NECなど多数のメーカーが撤退した中でSonyなどは生き残っています。ただそれでも「純日本」と呼べるのは現時点でほとんどないのかもしれません。

こう考えるとちょっと寂しいですよね。

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