これだけでも絶対欲しい。Pixel 10ではついにあれに対応かも

リーカーが公開したレンダリング画像からもPixel 10シリーズのデザインはあまり変わらずです。ただリークしているカラバリや実機画像からも雰囲気はちょっと変わる可能性があると思います。

今回Android AuthorityによるとGoogle Pixel 10シリーズがQi2に正規対応している可能性があるので簡単にまとめたいと思います。

新たなアクセサリーを準備中。

今回の情報によると海外サイトが信頼できる小売業者向けのマーケティング資料を入手したとしています。そしてその資料からもGoogleは3つの純正アクセサリーを準備していることが判明したのとの話です。

まず一つ目としてはPixel Snap AdapterでAppleのMagSafeに類似した充電器の可能性が高いと指摘しています。おそらく充電部分が丸型となっておりPixel本体の背面にマグネットで装着するタイプの充電器の可能性があります。

そして2つ目としてはスタンド付きのPixel Snap Adapterでその名称通りなのかなと思います。iPhone関連ではよくあるタイプですがマグネットで固定して充電できるワイヤレス充電器だと思われます。

最後に3つ目としてはPixel Snap Ring Standとしており充電機能がないスタンドの可能性があります。少なくともAppleはマグネットに対応したワイヤレス充電をMagSafeと呼んでいますがGoogleの場合は今回の情報通りだとPixel Snapと呼んでおり対応製品が今後増える可能性が高いです。

また今回の情報によるとGoogleはiPhoneのようなハブモードを準備していると指摘しています。充電機能があるかは関係なく対象製品にPixelを固定することでPixelがスマートディスプレイのような使い方ができるイメージです。

例えばPixel Snap Ring Standに装着した場合に時間や通知だけを表示する感じになると思います。何よりiPhone用に多数出ているアクセサリーの中でも特にオーソドックスなものをGoogleは純正として出す可能性がありPixelの純正品のラインナップが一気に強化される可能性があります。

充電速度のヒントも判明?

また海外サイトがマーケティング資料を基に貿易データベースで情報を検索したところより詳細を確認できたとしておりスタンド付きのPixel Snap Adapterはロックキャンディとミストの2色展開であることを確認したとした上でロックキャンディはGoogleのコードネームの規則からも黒と解釈することができミストに関してはポーセリンのことを指しているとの話です。

つまり従来の命名規則通りであればカラバリの名称は不明ですが黒と白の2色展開であることになります。さらにPixel SnapプロジェクトはPixel 10に関連付けられていることも確認出来たとしています。

今回の情報によるとConvenientPower CPS4041コントローラーチップを搭載したQi2.2をサポートしていることを確認できることからも理論的には最大60Wの充電に対応できることになると指摘しています。

ただGoogleが好きなように制限できることからも実際にはどの程度の充電速度かは不明です。何より充電器をみればQi2.2にMagnetic Power Profileに対応していることになります。

つまりPixel 10自体もQi2.2に加え本体にマグネットを内蔵している可能性があることになります。

Qi2とQi2 Ready。

WPCは新しい規格であるQi2の普及を進めたいところですが充電プロファイルと本体にマグネットを内蔵させる2つの条件を満たさない限りQi2対応やQi2のロゴを使えないことを明らかにしています。

そもそもQi2自体がAppleのMagSafeの技術をベースにしていることからもQi2対応機種は現状だとiPhone 12シリーズ以降のiPhoneがメインでAndroidでは1機種のみだったと思います。

一方でSamsungやXiaomiにOppoなど上位メーカーは一切採用しておらず普及していない印象です。ちなみにSonyによるとXperia 1ⅦでQi2に対応させなかった理由として他社が採用していないからとしています。

少なくともWPCとしてはQi2を普及させたいところで今年の1月に開催されたCES2025において充電プロファイルは必須ですがマグネット内蔵のケースを合わせて使うことで実質Qi2対応となるQi2 Readyを正式発表しており最初の対応機種だと言われているのはGalaxy S25シリーズです。

ちなみに充電プロファイル部分でみると認証情報からGalaxy RingやPixel 9シリーズも対応していると言われています。ただ本体にマグネットを内蔵していないので良くてもQi2 Readyにしか対応出来ない感じです。

何より本体にマグネットを内蔵しなくても実質対応機種扱いになるとより普及しにくくなります。

メーカーとしてはマグネットを内蔵するために本体内部のデザインを見直す必要があることに加え単純にマグネットの分と2重でコストがかかるのでより消極的になるのも分かるという感じです。

ただその中で今回の情報通りであればPixel 10シリーズでは対応してくれる可能性があります。

シリーズ全体で対応するかは不明。

現時点でPixel 10シリーズのどこまでが対応しているのか不明でPixel 10が対応しているならPixel 10 ProとPixel 10 Pro XLは大丈夫だと思いますがPixel 10 Pro Foldは微妙なところです。

折畳式機種の開閉を判断しているホールセンサーはマグネットによって影響を受けやすいとされています。そのためGoogleは以前から堅牢な開閉というオプションを開発していることが判明しています。

なのでPixel 10 Pro Foldでも対応するための布石だと思っていますが断定は出来ない感じです。何せ現行モデルは充電コイルの搭載位置がおかしいことからもPixel Stand 2ですら非対応です。

さらに充電速度もワイヤレスの場合は最大で7.5WとPixel 9シリーズの中でもかなりの制限です。仮にPixel 10 Pro Foldで対応して最低でも15Wで充電できるようになれば劇的な進化です。

あとは気になる部分としてPixel 10シリーズで対応していたとしても充電速度が異なる可能性もあります。Qi2に対応であれば最低でも15Wで確定ですがそれ以上に関しては発熱を考慮して制御する可能性があります。

AppleはiPhone 16シリーズで最大25Wに対応していますが理論的にはより強化できる可能性があります。一方でOppo Find X8はQi2に対応しているわけではなく本体にマグネットを内蔵していないです。

ただ純正マグネットタイプのワイヤレス充電器に冷却ファンをつけることで最大50Wで充電が可能となっています。¥現時点だとPixel Snap Adapterにファンがあるのか不明ですが仮にMagSafeと一緒であれば発熱とのバランスを考えて中華系のように極端に強化される可能性は低いのかなと思います。

アクセサリーが強化に。

あくまでも今回の情報ではざっくり充電周りのアクセサリーが準備中であることが判明した感じになります。一方で単純に考えればAppleのようにマグネット内蔵の純正ケースを用意している可能性があります。

ただマグネットなしとありで分けるのか単純に一律でマグネットありで統一化するか不明です。いくら本体にマグネットを内蔵していてもケースを装着した上で別途アクセサリーをマグネットで装着するとなった場合は磁力が足りない可能性があるのでケースにも必要なのかなと思います。

現時点ではPixel 10シリーズの充電速度が分からないですが最大充電速度で充電しなくも良いと思うなら実質iPhone用となっているQi2対応アクセサリーを使えることになります。

それこそ純正に拘らなくてもかなり選択肢が増えるのでユーザビリティが改善する可能性があります。

ちなみにiPhoneでも同じですがアクセサリーによっては本体のデザインと相性が悪い可能性もあります。例えばマグネット対応のスタンドがiPhone 16 Pro Maxなど筐体がデカい機種なら大丈夫でもiPhone 16など筐体が小さいとカメラ部分に干渉して使えないみたいなことをはあると思います
とはいえそれでもPixelで合わせて使いたいと思えるアクセサリーが増えるのはかなり魅力です。

iPhoneが国内で人気が高い理由の一つとしてはアクセサリーの豊富さだと言われています。売れる機種であれば多数のアクセサリーがサードパーティ含めて発売されるので好循環になります。

逆に販売台数が限定される機種はサードパーティ製アクセサリーの選択肢が増えにくいと悪循環になりがちです。何よりiPhone用として出てくるアクセサリーの多くはQi2対応であることが多いことからもPixel 10シリーズで正規対応するという話になるのであれば恩恵を受けることができます。

また自分がお気に入りのケースメーカーの一つであるCASEFINITEのPixel用はマグネットを内蔵していませんがPixel 10シリーズではマグネット内蔵タイプも用意してくれる可能性があります。

あくまでも自分の周りの話を聞くとiPhoneからAndroidに移行する際にハードルになるのがアクセサリーだとしておりケースの豊富さは無理でもそれ以外の部分ではどうなにかなるかもしれません。

また先日リークしたPixel Watch 4のレンダリング画像を確認すると現行モデルと異なり充電部分のピンがなくなっており初代のようなマグネットタイプのワイヤレス充電に戻る感じになります。

Qi2に対応するか不明ですがPixel 10シリーズがQi2に対応することから合わせての変更かもしれません。またPixel 10シリーズではリバースワイヤレス充電でPixel WAtch 4を充電可能になるかもしれません。

何より現行モデルはQi対応充電器とPixel Stand 2で充電速度が違うと分かりにくいです。ただPixel 10シリーズでQi2対応充電器では一律と単純に分かりやすくなる可能性があります。

まとめ。

今回はPixel 10シリーズでQi2に正規対応する可能性が出てきたのでまとめてみました。個人的には対応して欲しかったので今回の情報通りであればこれだけでもかなり欲しくなります。

少なくともQi2対応のために本体の厚みがましたということであれば十分に納得できます。

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