直近の情報からもGoogle Pixel 10 Pro Foldは市場の動向とは逆に本体の厚みが現行モデル対比で増す可能性があります。さらに厚みが増すことになれば本体もさらに重くなる可能性があります。
一方でデザイン性を後回しにしてまでも安定性の改善にフォーカスしている可能性があるのかなと思います。今回9To5GoogleによるとPixel 9 Pro Foldはヨーロッパで大幅な成長を遂げたとしているので簡単にまとめたいと思います。
市場シェアが大きく成長。
今回の情報によると市場調査会社であるCounterpointがヨーロッパ市場/2025年第1四半期メーカ別シェアの調査結果を公開していることが判明したとしています。折畳式機種に絞ったデータとなっていますが前年対比でみると市場の成長は4%とちょっと鈍化しています。
一方で一位はSamsungですが成長率でみると-24%と大幅なマイナスです。またヨーロッパでの展開にかなり力を入れていた印象を受けるHonorに関してもシェア3位とはいえ-23%と厳しい数字となっています。
一方でOppoに関してはおそらくOnePlusとの合計だと思います。何より昨年に最新の折畳式機種を出さなかったことに加え、Oppo Find N5はヨーロッパ展開しておらず、OnePlusに関しては折畳式機種を発表すらしていません。
なので新製品がないのでマイナスになるのは当たり前ですが、しっかりと新製品を出しているSamsungとHonorはかなり厳しいのかもしれません。一方で価格の安さもあるのかTECNOやmotoがしっかり成長している感じになります。
Pixelも成長へ。
またGoogleに関しては市場シェアが8%となっており成長率でみれば265%と驚異的な数字です。TECNOと同様にヨーロッパのユーザーの注目を集めることに成功したと判断することができます。
さらにGoogleの興味深いところとしてSamsungやmotoにTECNOのように価格が安いフリップ型を出していないことです。他社はフリップ型を中心にシェアを拡大しますが、Googleの場合は高価なブック型のみでシェアを大きく伸ばしたことになり今後に繋がる可能性があります。
競争は昨年で著しく増加しました。サムスンは2025年第1四半期に明確なリーダーであり続けたが、他のベンダーは大幅に成長した。モトローラは、2025年第1四半期にHONORを追い越して、ヨーロッパで2番目に大きな折りたたみ式スマートフォンベンダーになりました。これは主に、より手頃な価格のRazr 50フリップフォンのおかげです。Google、Xiaomi、TECNOも、いくつかの印象的なデバイスの発売後、1年間で力強い成長を遂げました。
7月にGalaxy Z Fold 7が正式発表される可能性が高く、Googleも8月中旬にはPixel 10 Pro Foldを正式発表する可能性。さらにHonorに関しても今月中には中国でHonor Magic V5を正式発表する可能性が高いので、9月頃にはグローバル展開され新製品ラッシュという感じになるのかもしれません。
また来年の下半期にはAppleが市場に参入すると言われていることからも一気に折畳式機種市場が活性化するのかもしれません。