先日GSM Arenaが公開したバッテリーテストにおいてXperia 1Ⅶは前モデル対比で約3時間の大幅なマイナスであることが判明しています。少なくともバッテリー容量が一緒であることを考えると5Gモデム含めたSnapdragon 8 Eliteに問題がある可能性。
今回Phone ArenaがXperia 1Ⅶのバッテリーテストの結果を共有していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
バッテリーテストの結果を共有。
今回同サイトがXperia 1Ⅶのバッテリーテストの結果を公開していることが判明しました。
Phone | Battery Life estimate |
Browsing | Video | Gaming |
---|---|---|---|---|
Sony Xperia 1 VII
5000 mAh
|
7h 25min | 20h 37min | 7h 19min | 13h 35min |
Sony Xperia 1 VI
5000 mAh
|
7h 18min | 18h 54min | 7h 46min | 14h 3min |
Sony Xperia 1 V
5000 mAh
|
4h 21min | 8h 15min | 6h 26min | 8h 22min |
Samsung Galaxy S25 Ultra
5000 mAh
|
8h 0min | 20h 49min | 8h 54min | 14h 21min |
Google Pixel 9 Pro XL
5060 mAh
|
7h 18min | 18h 52min | 9h 24min | 10h 4min |
少なくとも同サイトのテスト結果においては前モデル対比でもしっかり改善していることを確認することが出来ます。一方でGoogle Pixel 9 Pro XLよりはマシでもGalaxy S25 Ultraには及ばないという感じです。
同サイトが過去数年間でテスト機種の中では45位としており順位としてみればちょうど中間くらいとの話です。なので電池持ちが悪いということもなければ良いということもないという感じです。
日常使いを意識したチューニング。
Xperia 1Ⅶでは「処理性能の効率化」というオプションが追加されており電力効率の最適化をより強化しています。
そして嬉しい部分としてはSNSやブラウジングなど日常で多く使用するユースケースに対して最適化を強化していることです。実際にイベント会場ではブラウザをスクロールするシーンでの電力効率の差を確認することが出来ましたが雲泥の差。
何より多くのユーザーにとっては日常使いで電池持ちがどう感じるかが重要だと思います。海外サイトによってもテストの仕方が異なるためバッテリーテストの結果が異なり、個人的にはGSM Arenaのスコアの方が自分の感覚に近いです。
あとは実際にXperia 1Ⅶを使ってみてどう感じるかで、日常使いを意識して最適化を強化しているなら自分のようなユーザーにとってはむしろ前モデルよりも改善しているかもしれません。