耐久性は意外にも優秀。けどPixel 9aは購入しないでと海外サイトが指摘

Googleによるとコンポーネントの品質問題からもGoogle Pixel 9aの発売が4月に延期したとの話です。コンポーネントの品質問題の詳細を明らかにしていませんが、カメラ周りの発熱が問題だったのではとも言われています。

一方で予約/購入キャンペーン期間内でみると国内では全てが在庫ぎれになるなど出だしは好調だったように感じます。今回9To5GoogleによるとGoogle Pixel 9aを購入しないで下さいと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

耐久性は割と悪くない。

ほぼ毎年恒例となっていますがJerryRigEverythingがGoogle Pixel 9aの分解動画を公開していることが判明したとしています。詳細は動画を見て頂くと分かりやすいですが、スペックの割には耐久性は上々の感じです。

特にGorilla Glass 3を採用しているディスプレイの耐久性が懸念事項の一つですが今回のテスト結果をみる限りは他の機種と同程度の耐久性があるように見えます。

なのでそこまで慎重に扱わなくてもある程度耐えられる可能性があり、これは朗報なのかもしれません。一方でスピーカーグリルを覆うメッシュに関しては簡単にはずれることにも言及しています。

Pixel 9aを購入しないで下さい。

一方で今回の動画で問題視している部分としては「バッテリー」だとしています。SamsungやAppleはバッテリーの交換をしやすいように配慮している中で、Google Pixel 9aは接着剤で固定されているとしています。

ちなみに注意点として接着剤で固定している機種は数多く存在しており、Pixelで見てもPixel 9aに限った話ではありません。

これはGoogleの携帯電話全体での傾向ですが、Pixel 9aは特に悪いケースのようです。アルコールを使用して、Pixel 9 Pro XLのバッテリーは最小限の損傷と労力で取り外されました。しかし、Pixel 9aのバッテリーは、多くのアルコールが使用されているにもかかわらず、このビデオですでにわずかに変形しているのが見られます。Pixel 7aも簡単に削除できませんでした、Pixel 9aよりも簡単だったようです。

もちろんGoogleの認定修理店が専用ツールを使って修理をする場合はまた状況が変わってくるのかもしれません。ただ一方で最大7年のアップデートサポート期間に対応していることを考えると長く使えば使うほどバッテリーの劣化に直面すると思います。

その中で修理がしにくい構造を採用しているのはユーザビリティが高いと言えないとも言えます。特にアメリカに関してはiFixit経由で修理キットや修理用コンポーネントを販売しており、ユーザー自身で修理しやすい環境を提供しています。

その中でPixel 9aは個人で修理するにはちょっとハードルが高い機種なのかもしれません。正直修理が難しい機種=購入しないで下さいと言うのは厳しいと思いますが、下手な修理店だと破損する可能性があり、下手したら修理するよりも買い替えた方が早いということになるのかもしれません。

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