海外の調査会社の調査結果からもSonyは2023年に大きく国内でシェアを落としていることが判明しています。一方でXperia 1Ⅵからは大きく方針転換してきた印象でユーザーからの評判は上々という印象を受けます。
今回はまもなく正式発表されるXperia 1Ⅶについてデザインやスペックについてざっくりとまとめたいと思います。
デザインを確認。
まずデザインから確認していきたいと思いますが有名なリーカーがレンダリング画像を公開しています。詳細な質感はレンダリング画像から確認出来ないとはいえぱっと見の印象は大体一緒に見えます。
ちなみに公式サイトにおける本体サイズと実測値だとXperia 1Ⅵはかなりのズレがあります。
一方でレンダリング画像における本体サイズと実測値がほとんど一緒なのでXperia 1Ⅵのレンダリング画像における本体サイズとXperia 1Ⅶのレンダリング画像における本体サイズを比較すると縦横は一緒ですが本体の厚みが0.1mm増して8.5mmになっていることが判明しています。
この本体の厚みにはカメラバンプは含まれてないので何かしらの内部構造の変更があると思います。
サイドフレームはおそらく現行モデルと同じくスリット形状で撮影時のグリップ力を改善させている可能性があります。
またバックパネルに関してもGorilla Glass Victus 2を継続採用していると思いますが表面に独自コーティングを採用することで撮影時の光の乱反射を防ぐように配慮している可能性があります。
そのため本体のカラバリも全体的に暗めで直近の情報通りであればブラック/グリーン/パープルの3色展開になるとされており個人的には久しぶりにパープルが復活になるのがちょっと楽しみです。
一方で現行モデルは日本/香港/台湾では直販版限定としてレッドが用意されていましたがXperia 1Ⅶでも同様に限定色が用意されているか不明で仮にあるとしても何色なのか不明です。
とりあえず自分はおそらく限定色かパープルのどちらを買うかでかなり悩む可能性があるかなと思っています。その他イヤホンジャックも健在でSIMトレイの形状からもSDカードスロットも継続の可能性があります。
さらに電源ボタンのデザインからも指紋認証が統合されている可能性が高いのかなと思います。そして上下ベゼルが僅かに太いことからもデュアルフロントスピーカーも継続されている可能性があります。
全体的にみるとデザインに大きな違いはなくスペックでみれば本体の厚みが僅かに増した感じになるのかなと思います。さらに本体の厚みが増していることに加えカメラバンプもより派手になっていることを考えると本体の重さは僅かに増している可能性がありますが200g以下に抑えてほしいところです。
何より分かりやすい違いはカラバリくらいであとはカメラバンプくらいなのかなと思います。
ディスプレイを確認。
次にディスプレイを確認していくと本体の縦横が一緒で上下ベゼルのデザインが一緒なのでディスプレイサイズは6.5インチでアスペクト比も現行モデルと同じく19.5:9の可能性が高いです。
一方で表示解像度に関しては4Kに対応するとの話もあれば対応しないとの話もあるので錯綜中です。ただ正直な話Sonyがそこまでコストをかけられないと思うので現行モデルと一緒かなと思います。
なのでFHDが継続されていると考えておいた方がよく個人的には2Kに対応している必要はないです。認識違いだったら申し訳ないですが例えば2Kに対応している機種でもコンテンツが2K非対応なら2Kにアップコンバートしてくれるわけでもなく結局のところ多くののコンテンツはFHDに対応しています。
そのため恩恵を受けるとすれば写真や動画なので日常使う上でそこまでの恩恵があるとはいえず。
一方で中途半端にコンテンツを2Kで表示するとFHDと比較すれば消費電力が増えるので電池持ちに悪影響が出る可能性があり重要なのは2Kに対応するよりもコンテンツをどう最適化するかの方です。
例えばvivoは撮影した写真や動画をより忠実に表示できるようにカールツァイスと共同で開発したディスプレイを搭載しておりSonyに関してはBRAVIAで培った技術を反映させています。
そのため表示解像度以上の付加価値がありユーザーの満足度も単純に2Kに対応しているよりも体験が向上すると思います。
Xperiaの場合はやるなら中途半端に2Kに対応するのではなく4Kを復活させるべきかなと思います。また表示解像度に変更がなければ可変式120Hz表示も同じで耐久性の部分も一緒の可能性もあります。
単純に進化している部分があるとすればディスプレイ輝度くらいなのかなと思いますが現行モデルの時点でもかなり見やすいのでスペック競争のために強化する必要はないかなと思います。
基礎スペックを確認。
そして基礎スペックに関して発表が近づいていることからもベンチマークがすでにリークしています。Android15を標準搭載しておりかこって検索などもおそらく対応しているかなと思います。
一方で気になる部分としてアップデートサポート期間でEUにおいて6月20日より新規則が開始します。この規則によるとスマホはアップデートサポート期間が5年に対応している必要があります。
そのため一時期はヨーロッパで新型Xperiaを発表しないとの噂もありましたがベンチマークからヨーロッパ向けのモデル番号が見つかっているのでヨーロッパで発売される可能性があります。
ただ仮に6月20日より前に発売するならこの新しい規則の縛りを受けることはないです。なのでSonyがどのような判断を下すか不明ですがセキュリティアップデートを5年に伸ばす可能性があります。
AI関連に関してはカメラ周りを中心に強化されると言われていますが現時点で詳細は不明です。他社の機種が対応しているリアルタイム翻訳機能など基礎的な部分が対応するかどうかが気になるところです。
そして容量構成に関してRAM12GBモデルが存在していることは確認されており単純に考えれば現行モデルと同じで一部市場や販路によってはRAM16GB/ROM512GBの上位モデルがラインナップされる可能性があります。
そして搭載SoCはSnapdragon 8 Eliteで確定でベンチマークスコアだけで見ればGalaxy S25 Ultraとマルチスコアが同程度なので現行モデルほど制御していない印象です。
とはいえ中華メーカーのように300万点近くのスコアが出るようなチューニングではないと思います。またFCCの認証情報からもバッテリー容量は5000mAhであることが判明しており変わらずです。
ただスタミナモードを利用している時なのか不明ですがバッテリー駆動時間は最大5時間延長されるとの話です。
そのためバッテリー容量が変わらずとも電池持ちはしっかり改善している可能性があります。また現行モデルと同じであれば消費電力を抑制していると思うので発熱も抑制されている可能性があります。
あとは充電速度に関して少なくともワイヤレス充電に関しては最大15Wに対応としています。ただ現時点でQi2に対応しているか不明でコストを考えると非対応の可能性が高いかなと思います。
生体認証に関しては電源ボタンの形状からも指紋認証が統合されている可能性が高いと思います。その他IP68に対応で事前情報通りであればWALKMANのエッセンスが取り入れられている可能性があります。
ちなみに統合ではなくエッセンスを取り入れられている感じでUIが似た音楽アプリの追加に加え有線イヤホン接続時の音質の改善などオーディオファンにはたまらない仕様になっている可能性があります。
ただ現時点で分からないことが多く実機で試してみてその良さが分かる感じになりそうです。
カメラを確認。
そしてカメラに関して現行モデルと同じく垂直型のトリプルレンズカメラを搭載しています。ただリークしているレンダリング画像だとカメラバンプが派手に見えるのでカメラ部分が大型化している可能性があります。
一方でカメラセンサーが大型化したことによる影響なのかカメラユニットを改善した影響か不明です。ちなみに一部情報によるとペリスコープが現行モデル対比でかなり大型化するとの話です。
とはいえこの表現も曖昧な感じでペリスコープユニットが大型化しているのであれば焦点距離が強化されている可能性があり一部噂であれば最大200mmに対応するとの話もありますが何ともです。
一方で望遠センサー自体が大型化しているのであれば焦点距離は短くなるので200mmは厳しいと思います。
少なくとも先日公開されたティザーをみる限りは複数の焦点距離に対応していることを示唆しているように見えます。なので現行モデルと同じく光学シームレスズームに対応していると思いますが詳細は不明です。
またティザーをみる限りはα1 IIを確認でき何かしらの機能を取り込んだ可能性があると思います。ちなみにα1の時は秒30コマのバースト撮影に対応するなどXperia 1Ⅶでも何かありそうな感じはします。
またティザーでは実機画像のシーンもありますがリークしているレンダリング画像と比較するとカメラ周りの各種センサーの位置が異なるのでティザーの実機はおそらくXperia 1Ⅵの可能性が高いかなと思います。
現時点でXperia 1Ⅶで追加されたセンサーは不明ですが全体的に強化してきた可能性があります。個人的には超広角もしくは望遠センサーを刷新してほしいところで光学品質に拘っているSonyだからこそセンサー自体の底上げでより安定した写真や動画が撮れるようにしてほしいです。
ちなみにメインカメラは変更がないと言われており進化しても望遠もしくは超広角だとの予測です。
まとめ。
先日にSonyは5月13日にグローバルイベントを開催すること明らかにしており日本時間で見れば午前11時と個人的にはかなりありがたい時間で5月15日はローカルイベントになりそうです。
また一部情報によると香港/台湾/日本に関しては正式発表からタイムラグなく発売との予測です。そのため早ければ5月中にも発売される可能性があり国内は6月上旬になる可能性があると思います。