先日より国内でも発売されたGoogle Pixel 9aは現時点でPixel史上最大容量のバッテリーを搭載しています。またリークしているGoogle Pixel 10シリーズの本体の厚みが増していることからもGoogleは安定性を改善させるためにバッテリー容量を増やしている可能性があります。
今回GSM ArenaがGoogle Pixel 9aのバッテリーテストの結果を公開していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
バッテリーテストの結果が公開。
執筆時点で同サイトはGoogle Pixel 9aのレビューを公開していませんが、同サイトにおけるGoogle Pixel 9aのスペックページを見ると、テストが終了した部分に関しては先に結果が追加されていることがあります。
そして詳細を確認出来ませんが今回バッテリーテストのスコアが「12時間30分」であることが判明しました。
スコア | |
Pixel 9 Pro | 13時間11分 |
Pixel 9 | 13時間5分 |
Pixel 9 Pro XL | 12時間32分 |
Pixel 9 Pro Fold | 11時間54分 |
Pixel 8a | 11時間25分 |
同サイトはレビューを公開後再テストが行うことがあることに加え、現時点だとそもそもPixel 9aのレビューが公開されていないので今回判明した「12時間30分」というスコアが確定なのか不明です。
ただ仮に正しいとした場合にPixel 9 Pro XLよりもスコアが悪いので拍子抜けという感じで、逆にこれだとバッテリー容量を増やしても電池持ちが全然改善しない可能性があることになります。
Pixel 10にも過度の期待は厳禁
Pixel 9シリーズと比較してPixel 9aはコストの安いディスプレイ素材を採用していることからも電力効率が悪い。そして同じGoogle Tensor G4を搭載しているとはいえ廉価なパッケージング技術を採用しているため電力効率が悪いです。
少なくともこれしかマイナスになる要素がない中でバッテリー容量を大幅に増やしても越えられないとなるとバッテリー容量はそこまで電池持ちに大恋な影響を与えていないとも判断したくなります。
つまりPixel 10シリーズでバッテリー容量が増えても電池持ちはそこまで改善しない可能性があります。ただGoogle Tensor G5で電力効率が改善しているのであれば電池持ちはバッテリー容量の増加以上に改善している可能性があるのかもしれません。
何より今回のPixel 9aのスコアは自分の使い方でみると大きく乖離しています。あくまでも自分の使い方だとPixel 9 Proよりも電池持ちが良い印象なので13時間は間違いなく超えるかなと思っていたからこそ拍子抜けです。
同サイトのバッテリーは大きく4つの部門でテストしていますがそれぞれでPixel 9aはスコアが悪いのでトータルも悪い。つまり何かの分野で特に悪いという感じではなく全体的に悪いという感じです。
少なくともPixel 8aと比較すると改善していることに違いはないですが、同サイトの結果で見れば電池持ちが良い機種とは残念なことに言えないです。