例年通りであればSonyは5月に新製品発表会を開催して新型Xperiaを正式発表する可能性があります。一方で従来であればXperia 1シリーズとXperia 10シリーズから最新機種が発表される流れですが直近の噂を元にすればXperia 1ⅦはまだしもXperia 10Ⅶが登場するのか不明な状態です。
今回Sonyが日本発売15周年を記念してXperiaファン感謝イベントを開催することを明らかにしたのでまとめたいと思います。
ファン感謝イベントを開催へ。
まずSonyがXperiaの国内発売15周年を記念してXperiaファン感謝イベントの開催を告知しました。ファン向けのイベントとなっておりXperia Loungeアプリから応募することが可能になっています。
つまり最低条件としてある意味Xperiaを持っている必要があり応募期間は4月15日までです。また最大70名と昨年の100名と比較するとさらに限定的で抽選倍率は地味に高い可能性があります。
ちなみに当選結果は当選者のみに4月17日以降順次連絡がいくことになっており分かりやすいです。またイベント自体は5月15日より開催予定で最寄駅は渋谷と今年も本社でやらない感じです。
このイベントでどのような催しが開催されるのか不明ですがXperiaの開発者が最新機能をリアルで紹介してくれる上に実際に体験することが出来るとしているので単純に考えればこのイベントまでにXperia 1Ⅶが正式発表されている可能性があり触れる可能性があることになります。
ちなみにファン感謝イベントという名称ではありませんが昨年の国内イベントの開催時も一般ユーザー向けの招待枠があり開催時間が19時からと全く同じ流れになっている感じです。
なので単純に考えると昼間はメディアやインフルエンサー向けの国内イベントが開催されて夜はファン向けのイベントが開催されると考えると分かりやすく新製品を触れるチャンスかもしれません。
ちなみに昨年でみると正式発表は5月15日で国内イベントは5月17日に開催という流れでした。仮に昨年と同じ流れならイベントが5月15日で土日にグローバル発表する可能性が低いことから5月12日から5月14日の間に正式発表される可能性がありあと1ヶ月ちょいで正式発表になるかもしれません。
もちろんSonyが昨年と異なり前倒しで正式発表する可能性がありますが現時点では不明です。大体Sonyが新製品イベントを開催する場合開催日の約2週間前にティザーを公開することが多いです。
なので仮に5月中旬に正式発表されるなら5月初旬にはイベントの告知があるのかなと思います。毎年のことでもありますが今回のようなイベントの告知をみると発表が近づいてきたと実感です。
もちろん現時点での情報では新製品に触ることが出来るのか不明ですがXperiaが好きでファンイベントに参加してみたいと思う人は折角の機会なので申し込むのがありだと思います。
ミドルレンジモデルの仕上がり。
一方でやはり気になる部分としては新型Xperia が実際にどのような仕上がりになるのかです。Xperia関連の有名なリーカーがweiboからアカウントを削除してしまったこともあり現状だと信憑性に欠ける情報が多い中で比較的評判が高いリーカーの情報をざっくりろ確認したいと思います。
まず一部噂では今年ミドルレンジモデルは出ないのではないとの噂もありましたがリーカーによると今年登場するミドルレンジモデルはついに120Hz表示に対応すると指摘しています。
またSonyが前世代のSoCをリサイクルせず新しい物を採用したことは評価出来るとしています。もちろん考えすぎの面も否めませんが今回の情報をみると新しいミドルレンジが追加ではないのかなと思います。
仮に新しいミドルレンジが追加されるのであれば前の世代のSoCの話は出てこないと思います。そのためリーカーが示唆しているのはXperia 10Ⅶである可能性があり120Hz表示に対応する可能性があります。
今やミドルレンジでも120Hz表示への対応は当たり前なのでようやく対応してくれる可能性があることになります。120Hz表示になるだけでも操作性はだいぶ快適になる可能性がありこれは非常に楽しみです。
一方でSoCに関して少なくともSnapdragon 6 Gen 1を搭載していないとの話だと思います。ただ新しい物を採用するといっても最新世代とは限らずSnapdragon 6s Gen 3あたりかもしれません。
ちなみにSnapdragon 6 Gen 1はSamsungの4nmに対してSnapdragon 6s Gen 3はSamsungの6nmを採用しておりSnapdragon695からほとんど変わっていないとの指摘もあります。
Snapdragon 6s Gen 3はSnapdragon695のリブランド品で名称でみれば進化しているように見えるかもしれませんが実際パフォーマンス部分でみるとほとんど進化していない可能性があります。
ちなみにXperia 10Ⅵのベンチマークは55万点前後でSnapdragon 6s Gen 3のスコアは57万点前後なのでSoCが刷新されてもパフォーマンス自体はもはやエントリー寄りの印象です。
なので実使用の部分においてはSoCが刷新されることよりも120Hz表示への対応で改善する感じになるかもしれません。繰り返しになりますが今回の情報にどれだけの信憑性があるのか不明なので鵜呑みは危険です。
ただ仮に今回の情報通りであればスペックではよく見えても中身はあまり変わっていない感じです。あとは執筆時点で情報がないですが気になる部分としてはディスプレイでアスペクト比がXperia 1Ⅵなどと同じく19.5:9に変更されるのか現行モデルと同じく21:9を継続するのか。
今までは良くも悪くもシリーズで共通したデザインを採用していたので昨年から統一性がないです。なのでXperia 10Ⅶでアスペクト比21:9が継続ならデザインを刷新する余裕すらないのかもしれません。
プレミアムモデルの存在。
そしてプレミアムモデルであるXperia 1Ⅶを確認していきたいと思いますが最初に本当かよと思うのがディスプレイのアスペクト比でリーカーによるとおそらく16:9であることに言及しています。
ただ先日リークしたほぼ確定的なレンダリング画像や本体サイズからも16:9はありえないです。リーカーはレンダリング画像が公開された後アスペクト比は21:9ではなかったと言い訳をしているので結局同氏が言及している情報の信憑性はどんどんなくなっていく感じになります。
今回の記事もあえて過去の同氏の発言を元にまとめているのでフェイクだらけになる可能性があります。
AIは最低限進化。
そして詳細には言及していませんがAIに関しては現行モデル対比でより強化されるとの話です。GoogleやSamsungのようにバリバリやってほしいと思わないですが最低限やってほしいところです。
また以前コメントを頂きましたが純正のレコーダアプリもないので文字起こし機能なども出来ないです。Xperia 1Ⅵが搭載しているMusic Proはレコーダーではなくレコーディングアプリなので似ているようで用途が違います。
またGoogleでいう編集マジックや消しゴムマジックなどの機能は純正アルバムアプリを使っています。なのでSonyが今後写真や動画を編集するAIを追加する際に純正アルバムを復活させるのか気になるところです。
おそらくGoogle Photo経由で編集をするには限界があるのかなと思っちゃいます。
One Sonyが強化。
また興味深い部分としてお帰りWALKMANとしていることからも何かしらの強化があるのかもしれません。ちなみに一部情報によるとSonyは新型WALKMANの開発にあまり積極的ではないとの話です。
さらにαシリーズにおいても廉価版の開発には消極的との話があることからもWALKMANとαシリーズの廉価版を廃止する代わりにXperiaに踏襲する流れがあるのではないのかという話になります。
少なくともこの噂が本当であればある意味ニッチ向けに進化することがなりますがSonyがXperiaで拘っていた部分がしっかり底上げされることになるので満足度が高くなると思います。
またカメラに関して望遠はおそらく最大で1/2.0インチクラスまで大型化される可能性があると指摘しています。現行モデルは1/3.5インチのIMX650なので仮に1/2.0インチまで大型化することがあれば数年前に中華系のフラッグシップモデルがよく採用していたOV64Bと同じセンサーサイズになります。
ちなみにセンサーサイズだけで見ればPixel 9aのメインカメラセンサーと一緒ということになります。
最強クラスの電池持ち。
そしてバッテリー容量に関してリーカーによるとアップグレードはされない可能性あると指摘しています。そのため現行モデルと同じく5000mAhになると考えることが出来ますがランタイムは僅かに改善するとしています。
おそらくSnapdragon 8 Eliteなどを搭載することによって電力効率が改善する可能性があります。電池持ちが僅かにしか改善しないと考えると残念な感じに聞こえますがXperia 1Ⅵの時点でフラッグシップモデルの中ではトップクラなので改善するだけでも個人的にはすごいと思います。
正直ここまでの電池持ちを実現してしまうと電池持ちを維持するだけでもかなり大変に感じます。何よりXperia 1Ⅵの電池持ちの良さが踏襲しているのであれば多くのユーザーは満足出来るはずだと思います。
まとめ
今回はXperia 1Ⅶの噂とファン感謝イベントに関して合わせてまとめてみましたが楽しみです。ただの噂に過ぎませんがXperia 1Ⅶの限定色はスカーレットではなくシアンになるとの話もあります。
どのようなデザインになるのか非常に楽しみで正式発表されたら絶対購入したいところです。