アメリカ政府はついに「相互関税」を発動させましたが中国とは貿易戦争の状態になっています。一部噂によると中国からアメリカに輸出出来ない状態の貨物が山積みになっているとの話でこの状態が数ヶ月継続すると中国の大手ECサイトは破産する可能性があるとも懸念されています。
今回9To5GoogleによるとPixelやiPhoneなどスマートフォンは相互関税の対象外になったことが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
相互関税から除外に。
アメリカと中国は報復関税を繰り返した結果、中国からアメリカに輸入する製品に対しては「145%」の関税がと課される状態になっています。正直ここまで関税が高くなってしまうとメーカーが関税で発生した追加コストを負担するのも厳しいと思います。
なのでメーカーは値上げを回避することが難しく結果一番の被害を被るのはアメリカのユーザーという感じに。ただ今回の情報によるとアメリカ政府はスマートフォンやパソコンや半導体など一部製品は中国の145%という関税から当面は対象外になることを明らかにしました。
なので従来の関税が適用されることからもメーカーの負担が相互関税によって増加することはないです。ただ今回の除外措置はメーカーが生産拠点をアメリカに移動させるための猶予時間を設けただけとの話もあります。
このことからもいつまで対象外になっているか不明で、政府に決定次第ですが将来的には相互関税の影響を受ける可能性があります。
Pixel 10は大丈夫かも。
中国への依存率が特に高いAppleは相互関税が開始する前に60トン分のApple製品を緊急輸入したとも言われています。そのためiPhone 17シリーズまでは値上げを回避できるともいわれていました。
一方でGoogleは相互関税対策をどうするのか一切情報がありませんでしたが、今回対象外になったことで当面は問題ないのかもしれません。ちなみに国内向けモデルでみると、Pixel 9シリーズは中国で製造されており、Pixel 9aはベトナムで製造されている感じになります。
そのため相互関税の影響を強く受ける可能性があったのはPixel 10シリーズなどフラッグシップモデルでしたが除外されたことで大爆死は避けられたと考えることが出来ます。
事前情報からもPixel 10とPixel 10 Proは現行モデルから据え置きでPixel 10 Pro XLは128GBモデルがカットにより表面的には$100の値上げに見える。そしてPixel 10 Pro Foldは値下げと言われています。
あとは為替次第でここ最近でみると一気に円高が進んでいましたが今後円安に戻らない限りは地味に安くなるかもしれません。