近年のフラッグシップ向けSoCはパフォーマンスが非常に高い分消費電力も増えた印象を受けます。そのため多くのメーカーはハードによる発熱対策の強化でパフォーマンスの持続性を改善している印象です。
一方でSonyはXperia 1Ⅳの頃から「ソフト」による最適化に注力している印象で、Xperia 1Ⅵでようやく最適化の技術が安定した印象を受けます。今回RedditにおいてXperia 1Ⅵの電池持ちについて投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
結局は今まで何の機種を使っていたのか?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
私のすべての電話、特に以前の電話はPixel 6aでした。バッテリー寿命以外のフラッグシップのことは気にしていないことに気づき、1 VIで行くことにしました。
ここ数ヶ月のP6aは、せいぜい4Gで3時間のSOTをかろうじて提供しました(そしておそらくWiFiで4〜5時間)。1 VIに切り替えた後、私は吹き飛ばされました。私は120hzのディスプレイで4Gで9-11時間のSOTを取得しています。
Google Tensorに移行したPixelの中ではまだマシな「Pixel 6a」ですが他社と比較すると電池持ちが決して良いとは言えません。だからこそ電池持ちが良いと評価されているXperia 1Ⅵに買い替えれば今回の投稿にあるように感動すると思います。
もちろん逆のパターンもあり、今まで電池持ちが良いエントリーモデルを使っていたのに、中途半端に電池持ちが良くないフラッグシップなどに買い替えると電池持ちが悪化したと感じるかもしれません。
本体価格が高くなれば電池持ちが良くなるわけではありませんが、ユーザーによっては折角高いお金を出したのに電池持ちが悪化したと満足度が下がるパターンもあります。
4K復活は何とも。
一方で別のユーザーが以下のように投稿していることが判明しました。
確かに。そして、誰もが泣いているqhd画面の代わりにフルhdは、バッテリーは良いが、並外れた5000 mahではなく、ソニーはソフトウェア最適化の獣であることが知られていないため、それと多くの関係があります。私はその選択を完全に承認しますが、人々がフルHD画面についてあまりにうめき声を上げているので、次のリリースは4kに戻るのではないかと心配しています。
4Kの表示解像度をやめたことでXperia 1シリーズの絶対的な特徴はなくなりました。ただ表示解像度が一気に下がったことで批判の声が多いのも事実でせめて「2K」にしてくれとの声もあります。
ただここにきて表示解像度を強化すれば「迷走」の始まりになる可能性があり、何よりXperia 1Ⅵで実現した絶対的なバランスが崩れる可能性もあります。Xperia 1Ⅶでどうなるのか不明ですが電池持ちのさらなる強化に期待したいところです。
これで中途半端に解像度を上げて電池持ちが悪くなり発熱もしやすくなったら最悪です。