最新β版でさらに強化。GoogleはマジでPixelを長く使ってほしいのかも

Android15へのアップデートに伴い対象のPixelは充電回数を確認することが可能になりました。またGoogleはサポートページにおいて機種別の充電回数の目安を公開しており、今までと比較してバッテリーの交換時期の目処を立てやすくなったと思います。

今回9To5GoogleによるとGoogleはAndroid16 Beta 2でさらにバッテリーの状態を確認できるように開発を進めていると報告しているのでまとめたいと思います。

バッテリーの管理をより強化へ。

開発が進んでいるAndroid16 Beta 2ですが今回の情報によるとバッテリーのヘルスケアがより強化されていることが判明したとしています。今回の情報によると新品状態のバッテリーと比較して現在保持できる充電の推定割合を表示することが可能になっているとしています。

  • <string name=”bh_banner_recalibration_message_summary”>バッテリーは再調整中です。このプロセスには数週間かかる場合があります。終了すると、バッテリー容量が更新されます。</string>
  • <string name=”bh_status_indicator_status_recalibration”>再キャリブレーション進行中</string>

現時点でAndroid16で絶対的に実装されるとは言い切れませんが、Googleとしてはユーザーがよりバッテリーの状態を確認しやすい環境を構築しようとしているのかもしれません。

ちなみにEUの規則から2026年以降はユーザーが特殊なツールなしでバッテリーを交換できるようにしなければいけません。このことからも事前準備としてバッテリーの状態を確認しやすいようにしているのかもしれません。

出来るだけ長く使ってほしい。

何よりGoogleとしては出来るだけユーザーに修理しながらでも長く使ってほしいと考えている可能性があります。短期間での買い替えは産業廃棄物が増えるので環境への配慮という面もあると思いますが、Googleとしては本体を売ることも重要ですが何よりGoogleのサービスに課金して欲しいところ。

そのためにも少しでも快適に長く使える環境を提供して、ユーザーにはハードに投資するのではなくサービスに投資してほしいのかもしれません。また現状のPixelだともちろんユーザーの使い方次第ですが電池持ちが安定しているとは言えません。

そのためバッテリーが劣化してしまうと電池持ちがさらに不安定になるので、ユーザビリティを維持するという面でもバッテリーへのケアを意識してほしいという面もあるのかもしれません。

一部情報によるとPixel 10シリーズではGoogle Tensor G5含めて電池持ちの改善や発熱抑制にかなりフォーカスされていると言われています。その中でGoogleはPixelの電池持ちをどこまで底上げすることができるのか気になるところ。

またコストカットのためだったのかPixel 4aの死のアップデートのように中途半端なバッテリーを採用した結果アップデートで制限をかけるみたいなことは今後あってはならないようにも感じます。

 

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