Android16 β2配信開始。Pixelのカメラは今後よりプロを意識

GoogleはAndroid16を第2四半期に公開予定であることを明らかにしており、順調に開発が進めば今年の4月頃には「安定期」と呼ばれるBeta 3に移行する可能性があります。

GoogleによるとAndroidの公開時期を前倒しした理由の一つしておりエコシステムを強化するためとしていますが、Pixel 10シリーズでAndroid16を標準搭載するためとした方が分かりやすいかなと思います。

今回9To5GoogleによるとGoogleがAndroid 16 Beta 2の配信を開始したと報告しているのでまとめたいと思います。

Beta 2の配信開始。

今回の情報によるとGoogleは「増分ベータ品質のリリース」としてAndroid16 Beta 2の配信を開始したとしています。そしてAndroid16はプロのカメラユーザーへんサポートを強化するとしており以下のようになります。

  • ハイブリッド自動露出(Camera2の場合):アプリは「自動露出(AE)アルゴリズムに残りを処理させながら、露出の特定の側面を手動で制御できます。」
  • 正確な色温度と色合いの調整:プロのビデオ録画アプリケーション用。
  • 新しいインテントアクションでモーション写真のキャプチャが容易
  • HEICファイル形式のUltraHDR画像のサポート:UltraHDRのAVIFサポートも開発中です。

さらにテレビの場合、Android16はオーディオと画像プロファイルとハードウェア関連設定にアクセスするための一連の標準化されたAPIを公開するとしており、以下のようなユースケースが含まれるとしています。

  • より広いダイナミックレンジでマスターされた映画は、影の微妙な詳細を見て周囲の光に合わせて調整するために、より高い色精度を必要とするため、明るさよりも色の精度を好むプロファイルが適切かもしれません。
  • ライブスポーツイベントは、狭いダイナミックレンジでマスターされることがよくありますが、昼間に視聴されることが多いため、色の精度よりも明るさを好むプロファイルは、より良い結果を得ることができます。
  • 完全にインタラクティブなコンテンツは、レイテンシーを短縮するために最小限の処理を望んでおり、より高いフレームレートを望んでいます。そのため、多くのテレビはゲームプロファイルを出荷しています。

何より細かい部分でみるとしっかり底上げされることを確認できます。

スイッチユーザーを追加。

またAndroid16 Beta 2においてGoogleは「ユーザーを切り替える」のホーム画面ウィジェットを追加したとしています。今回の情報によるとウィジェットに新たに「ユーザー」の項目が追加されており、ホーム画面に設定することが可能に。

大きなプロフィールのアバターをタップすると、すぐに切り替えます。隅にあるギアは、設定>システム>ユーザーに移動します。これは、Androidタブレット、特に家庭内で共有されているものに最も意味のある非常にわかりやすいウィジェットです。

何より今まで比較してユーザーの切り替えがわかりやすくなるとイメージした方がいいのかもしれません。地味な機能かもしれませんがユーザーによっては結構使っていると思うのでアクセスしやすくなるのは嬉しいところですよね。

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