Oppoは折畳式市場で苦戦していると言われておりOppo Find N3は一時期過剰在庫だったと言われています。また競争力を強化するためにSnapdragon 8 Eliteを搭載するため発表時期をずらしたとの噂もあります。
今回は2月に正式発表予定となっているOppo Find N5がかなりやばそうなので直近の情報を元にまとめたいと思います。
薄型化が大きな特徴に。
すでにOppoは2月にOppo Find N5を正式発表することを明らかにしておりユーザーの興味を引かせるためかOppo Find N5の一部情報をOppo自らちょこちょこ出している感じになります。
まずデザインから確認していきたいと思いますが本体サイズ自体は現時点で分かっていません。ただ本体を開いた時の厚みに関してはヒントを出しており中国のIDカード4枚とほぼ同等です。
そのため単純に考えると開いた時の本体の厚みは4mm程度になる可能性が高いかなと思います。ちなみに現状だとHonor Magic V3の4.3mmが世界で最も薄くOppo Find N5はそれ以下になる可能性があります。
また世代は分からないですがiPhoneとの比較画像も出しており画像をみる限り半分程度だと思います。ちなみにiPhone 16 Proシリーズで見ると本体の厚みは8.2mmなので半分であれば4.1mmです。
何より現状だと本体を開いた時に世界で最も薄い折畳式機種になる可能性があり非常に楽しみです。
ちなみにiPad Proとの比較画像も公開しており5.1mm以下である可能性は非常に高いと思います。Oppoが公開した画像をみる限りUSB-Cギリギリまで薄型化しておりこれが限界に感じます。
サイドフレームはアルミを採用しているように見えフラット形状にマット仕上げに見えます。
また本体側面を確認すると音量ボタンに指紋認証が統合された電源ボタンにアウトスライダーを搭載しているようにみえ物理ボタンの配置は現行モデルと比較して大きな違いはないように見えます。
また折り畳んだ時の本体の厚みは9.2mm以下になると予測されており本体を開いた時なのか本体を閉じた時の状態なのかOppoは世界で最も薄い折畳式機種になることをアピールしています。
またリーカーによると耐久性を担保するためかヒンジにはチタンを採用していると指摘しています。そしてちょっと疑問に感じる部分でもありますがリーカーによると本体の重さは219g以上との話です。
世界で最も軽い折畳式機種になることを示唆していますがvivo X Fold 3の重さが219gです。なので219g以下じゃないと世界で最も軽い折畳式機種とアピールするのは難しいのかなと思います。
とはいえ220gちょいに収まるのであれば折畳式機種の中でもかなり軽い方であることに違いはないと思います。
あとは気になる部分として本体サイズで薄型化するために大型化しているのかどうかです。現行モデルのサイズ感が絶妙だからこそ大型化してほしくないところですが技術やコストを考えると大型化している可能性も否定できず他社と同程度の大きさになってくるかなと思います。
また耐久性の部分として現行モデルはIPX4に対応と防水性能は他社と比較して遅れ気味です。ただOppo Find N5はIPX8に対応する上に折畳式機種として世界初のIPX9に対応との話です。
すでにOppoが水中撮影しているシーンを共有しているのでIPX9対応はほぼ間違いないです。ただ防塵性能に関してはGalaxy Z Fold 6のようにIP48に対応している感じではありません。
何より薄型化が大きな特徴であることに加え防水含めた耐久性の強化は非常に嬉しいところです。
電池持ちの改善に期待。
次にディスプレイを確認していきたいところですが現時点で有力な情報はほとんどありません。ただ薄型化に伴い本体サイズが大型化して他社と同程度の大きさになっているのであればOppo Find N5のメインディスプレイは8インチ前後でサブディスプレイは6.5インチ前後かもしれません。
おそらくOppo Find X8シリーズとある程度共通化している可能性があり120Hz表示に対応していると思います。さらにピーク輝度は4500nits程度でHDR表示で1600nits弱まで改善する可能性があります。
ちなみに現行モデルは海外サイトを参考にするとHDR表示で1300nits弱なので底上げに期待できます。またBOE製のフレキシブルディスプレイを採用するか不明ですが改善されたUTGを採用する可能性があると思います。
以前よりOppoの折畳式機種はディスプレイのシワや折目が目立ちにくいことが大きな特徴です。そのためOppo Find N5でもこの良さは踏襲している可能性があり正式発表が非常に楽しみです。
ちなみにリーカーによるとサブディスプレイ含めてフラットディスプレイを採用しているとの話です。
基礎スペックを確認。
そして基礎スペックに関してAndroid15をベースにしたColorOS15を標準搭載している可能性があります。そのため専用アプリが必要とはいえiPhoneとのデータ共有も可能になっている可能性があります。
アップデートサポートはメジャーアップデートが5年でセキュリティは6年に対応する可能性があります。また折畳式機種ということもありストレージは最低でも512GBモデルからにするかなと思います。
そのためRAM16GBに対応する可能性があり大陸版に関しては衛星通信に対応していることも判明しています。そしてちょっと事前情報と違った部分として通常のSnapdragon 8 Eliteを搭載しないことです。
Qualcommが超薄型の折畳式機種向けとしてCPUが7コアに減らされた派生バージョンを発表しています。この7コアバージョンを世界で初めて搭載する折畳式機種になる可能性があるとしています。
ちなみに7コアになることで海外サイトによるとAntutuで通常版と比較して2%近く落ちる可能性があると指摘しています。さらにGeekBenchでみると6%近く落ちると言われていますがそこまで気になるレベルではないです。
むしろコア数が減れば消費電力も抑制され電池持ちの改善に繋がってくる可能性があると思います。またXiaomi Mix Fold 4など薄型化の影響もあるのか発熱が原因でアプリが強制終了になることがあります。
なので変にアプリが強制終了になるくらいならむしろパフォーマンスが制御された方がマシです。またメーカーとしては7コアバージョンの方がコストを抑制できるというメリットもあるとの話です。
そしてバッテリー容量は6000mAh前後と言われており現行モデルから大幅増加の可能性があります。ちなみにリーカーによると今年登場する折畳式機種で6000mAhを大きく超える機種はないと指摘しています。
充電速度に関しては有線で80Wに加えワイヤレス充電に対応することに加え最大50Wの予測です。おそらくですがマグネット内蔵ケースを使うことでマグネットタイプの充電も可能になると思います。
何よりバッテリー容量が大幅に増加することからも電池持ちの改善にかなり期待しています。単純に考えるとブック型の折畳式機種の中でも最も電池持ちが優れた機種になる可能性があります。
カメラにも期待。
そしてカメラに関してリークしている実機画像からもカメラ部分が小さいと指摘しています。ちなみに現行モデルはほぼ横幅の限界までカメラがあるという感じですがOppo Find N5は少し余裕があるように見えるためカメラスペックが劣化しているのではと懸念している感じです。
ただカメラ部分が実際に小さくなっているのか現時点で不明でそもそも本体が現行モデルより大型化しているのであればカメラ部分の大きさが仮に一緒だとしてもデザイン上小さく見えます。
またOppo Find X8シリーズを見るとデュアルプリズムレンズを採用することでカメラバンプの薄型化を意識していることを考えるとカメラ部分を小型化しようと考えている可能性もあります。
一部噂によるとOppo Find N5は当初最上位となるOppo Find X8 Ultraと全く同じカメラを搭載しようとテストをしていたとの話ですが流石に諦めたと言われており直近の情報だと3眼構成になると予測されています。
ただ最上位モデルと同じカメラ構成をテストしたことを考えるとカメラ自体は妥協してこないと思います。このことを考えると現行モデルより劣化することは考えにくくOppo Find X8に近い感じになるかもしれません。
超広角は1/2.76インチのJN5で望遠は1/1.95インチのLYT-600でデュアルプリズムレンズを採用する可能性があります。そして現行モデルのメインカメラセンサーが1/1.4インチのLYT-T808なのでおそらく継続されるかもしれません。
なのでカメラはOppo Find X8とOppo Find X8 Proの中間くらいになるイメージなのかもしれません。カメラがめっちゃ強いというわけではありませんが同社のフラグシップレベルにはなる可能性があります。
その他Oppo AIには同様に対応してくる可能性がありOppo Find X8シリーズで実装された新機能はある程度共通対応するかなと思っておりそつなく使えるスマホに仕上がるかなと思います。
一方で残念なことに現時点で価格に関する情報はありませんが個人的には高くても欲しいです。さらにOppo Find N5の後にOnePlus Open 2もそこまでタイムラグなく発表との噂です。
そのため第1四半期にはOppo Find N5とOnePlus Open 2はグローバル展開の可能性があります。個人的には日本でも販売して欲しいですが大手キャリアが扱ってくれるかどうかなのかと思います。
少なくとも直販版のみの展開は以前Oppoは否定していることからもあまり期待出来ない状況にあります。ただOppo Find X8が直販版のみで展開されたことからも同様に販売を期待したくなります。
ローカライズしてアップデートサポートやおサイフケータイにコストがかさんでくるならとりあえず日本市場でのどの程度のリアクションがあるのか様子見として台数限定で販売してほしいところです。
まとめ。
今回はOppo Find N5の正式発表が近づいてきているので改めてリークをまとめてみました。国内市場だと折畳式機種の選択肢が制限されておりOppoにはかなり頑張ってほしいと思います。
また個人的には通年で販売してほしいとも思っておらず台数限定1000台とかにして売り切っちゃってほしいところです。