国内において2月14日より発売予定となっているGalaxy S25 Ultraですが、スペック上では分かりにくい進化を遂げている印象です。ただスマホとして使いやすさは向上している感じで完成度の高さは流石Samsungという印象です。
今回GSM ArenaによるとSamsungはUltraモデルからS-Penを廃止する可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
S-Penを廃止する方向に。
今までUltraモデルの大きな特徴だったのがS-Penを内蔵していたことですが、Galaxy S25 UltraではS-Pen自体は内蔵しているものの、Bluetoothとジャイロスコープ機能がカットされています。
そのため従来のようにリモートコントロールやリモートシャッター機能が非対応になりました。ちなみにS-PenのBluetooth機能を廃止した理由としてSamsungの独自調査から、利用者は僅か1%程度であったからとされています。
とはいえGalaxy Ultraの売上規模を考えると、僅か1%といっても使っているユーザーは何十万人規模になる可能性があります。一方でデジタイザー自体は継続採用しているので、4096レベルの筆圧を感知することができスタイラスペンとしてはまだまだ実用性があると思います。
コンポーネントの最適化。
少なくとも同サイトによるとSamsungは今後UltraモデルからS-Penをカットする可能性があることを指摘しています。少なくとも現状でみると完全に非対応にするかは不明ですが「内蔵」しておく必要性はなくなってきているのかなと思います。
少なくともS-Penの内蔵をやめればバッテリー容量の大型化などコンポーネントの最適化を進めることが出来ます。またGalaxy S25 EdgeでSamsungが見せたように今後薄型化を意識するのであればS-Penの存在は必ず邪魔になると思います。
現にSamsungは薄型化のためにGalaxy Z Fold Special Editionでデジタイザーすらカットして完全に非対応にしています。おそらくS-Penを好む何十万のユーザーよりも、電池持ちの改善などを望む何百万や何千万のユーザーの声を優先するのかなと思います。
仮に一時期噂になったBluetooth対応S-Penが別売りされるのであればSamsungとしてはできるだけ継続させたいという感じだったのかもしれません、代替手段を用意しなかったことを考えると今後カットの方向になってもおかしくないのかもしれません。