直販版の価格が重要。Xperia 1Ⅶが売れるためにはいかに安く見せることができるか

2024年に正式発表されたXperia 1Ⅵでは直販版がかなり強化された印象を受けます。まだキャリアに配慮しているのか発売時期はキャリアモデルと比較すると遅いですが直販版限定カラバリが2色に強化されたことに加えストレージオプションも初めて用意しています。

この流れをみるとXperia 1Ⅶでも同様に強化される可能性があるのかもしれません。今回Xperia 1Ⅶが売れるには実質価格より一括価格が安くある必要があるのかなと思うので主観的にまとめたいと思います。

ただ単に安くても売れない?

国内では2月14日より発売予定となっているGalaxy S25シリーズですが、国内市場において大きな動きとしてSoftBankが10年ぶりにGalaxyを取り扱うこと。さらにSoftBankがGalaxyを起点にユーザーを獲得するためか超積極的な価格設定をしています。

特にGalaxy S25に関してはプログラム利用で1年後に条件を満たした状態で返却することが必要ですが毎月3円で使うことが出来ます。昨年末にガイドラインが改正されたばかりの状況で、かなり攻めた価格設定に感じます。

なので自分のチャンネルにおいてSoftBankのGalaxyにどれだけ興味を持っているユーザーが多いのか調査してみました。あくまでも自分のチャンネルにおける調査結果で属性が偏っている可能性が高いので注意が必要です。

ちなみにキャリアで購入する人は全体の9割程度と言われている中で、今回の結果だと直販版を購入する人が7割です。個人的にはGalaxy S25シリーズが欲しい人で安さを求めてSoftBankにユーザーが流れるかなと思っていましたが全く流れないという感じです。

あくまでも今回の結果をみる限りだと、「実質価格」が安いだけでユーザーは意外と動かないんだなという印象です。

直販版の価格を頑張る必要がある。

そもそもキャリアモデルと直販版では購入する層が大きく異なる可能性があります。少なくともフラッグシップモデルの直販版を購入する層は「オタク」が中心になり、一般ユーザーがAndroidのフラッグシップを買うか微妙なところですがキャリアモデルを購入するのは「一般層」が多いと思います。

今回の調査結果をみる限り、オタクの多くはキャリアのプログラムを利用した「実質価格」で意外に動かないことを考えると、やはり手にとってもらえるかは直販版の価格が重要になってくるのかもしれません。

Xperia 1Ⅵでは256GBモデルを用意したことで表面的な価格を安くみせることに成功しています。なのでXperia 1Ⅶでも継続する必要があり、あとは1万円のキャッシュバックがありますが、表面上インパクトに欠けるので期間限定で1万円を直接値引きした方が分かりやすいかもしれません。

自分は直販版があれば直販版しか購入しないので直販版の価格を基準にします。何よりフラッグシップのAndroidが欲しいと思うユーザーは国内でみるとかなり限定的になると思うので、そこのパイを少しでもとるにはキャリアの価格よりも直販版の価格が重要なのかなと思います。

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