神機種の予感。ここまできたらGoogle Pixel 9aを絶対待つべき

事前情報通りであればGoogleは3月中旬頃に廉価版となるPixel 9aを正式発表する可能性があります。さらに日本含めた一部市場では3月下旬発売予定とGoogleも発売への最終準備をしている可能性があります。

今回はここまできたらGoogle Pixel 9aを絶対待つべきだと思う理由について主観的にまとめたいと思います。

デザインが想定以上にいい。

まず一つ目として個人的には最大のネックになる可能性が高かったデザインが想定以上に良いです。有名なリーカーが公開したレンダリング画像をみる限りカメラフレームがなくなったことで現行のPixelのデザインの特徴を失ったように感じ特にカメラ周りが非常にダサいという印象でした。

ただ一方で質感が分からないことに加え高精細なPixel 9aの実機画像もリークしないとなかなかイメージが変わりませんでしたがすでにアリエクにおいて専用ケースが販売を開始していることが判明しました。

少なくとも販売ページをみるとPixel 9aのデザインを確認することができ質感はかなり良さそうに見えます。もちろんこのケース自体がリークをもとに見切り発車で作られたものである可能性もあります。

そのため鵜呑みにすることは出来ませんが販売ページにそれなりに気合いが入っている印象なので個人的には完全にフェイクの可能性は低いかなと思っており何よりスタイリッシュなデザインを採用しているように見えます。

少なくとも今回の画像をみる限りサイドフレームはシルバーとなっており光沢仕上げに見えます。また事前情報通りフラット化しておりバックパネルも同様でカラバリはおそらくポーセリンです。

以前リークした情報通りであればバックパネルはガラスではなくてもマット仕上げを採用と予測されています。何よりバックパネルがマット仕上げでサイドフレームが光沢仕上げはPixel 9 Proと同じ質感になります。

だからこそ質感が地味に高い印象を受けカメラフレームがなくなったことによるバランスの悪さもあまり感じられない感じでこの質感であればこのデザインでも全然悪くないのかなと思います。

少なくともこのデザイン自体好みが分かれることに違いはないですが自分の中でPixel 9aのデザインは本当最悪レベルだったので販売ページをみてだいぶポジティブな印象に変わりました。

繰り返しになりますがもちろん実機を見たら印象が全然違うということがあるかもしれません。ただレンダリング画像で見た時よりは多くの人におすすめしやすくなった印象を受けます。

安定性の大幅な改善。

次に2つ目の理由として安定性の改善でPixel史上最大となる5100mAhのバッテリーを搭載すると予測されています。もちろんバッテリー容量が全てではなくiPhoneのように最適化で電池持ちがいい機種もあれば大容量バッテリーを搭載しているのに電池持ちが絶望的に悪い機種もあるという感じです。

ただPixel 9シリーズを見ているとGoogle Tensor G4のチューニングはかなり神経質に見えます。少なくともパフォーマンスの高さよりも消費電力を抑制して発熱抑制と電池持ちの改善をかなり意識している印象でアーキテクチャだけで見れば他社と比較して3割くらい制限している印象を受けます。

何よりGoogle Tensor G4はGoogle Tensor G3と比較してSoCとして見ればほぼ進化していないように見えます。ただその中でもPixel 9シリーズはチューニングのおかげか電池持ちをしっかり改善しています。

また歴代でみると例外も存在しますが基本はフラッグシップよりaシリーズの方が電池持ちが優秀です。

このことを考えるとGoogleはPixel 9シリーズよりPixel 9aの方が安定するように開発を進めた可能性がありバッテリー容量が増加した分で電池持ちは一気に改善する可能性があります。

事前情報通りだとPixel 9aは2700nitsのピーク輝度にHDR表示で最大1800nitsとの話です。そのためPixel 9と同じディスプレイ輝度になりディスプレイサイズも一緒との予測です。

差が出るとすればディスプレイ自体の電力効率でPixel 9aはおそらく最高品質のM14を採用している可能性は低いので安いディスプレイを採用してどこまで電池持ちに影響が出るかだと思います。

ただ一番消費電力が多いディスプレイ関連のスペックがほぼ一緒でバッテリー容量が増えればPixel 9よりスコアが優秀な可能性があり13時間30分を超えてくる可能性があるかなと思います。

これでGoogleがチューニングもかなり頑張って14時間弱になればGalaxy S24 Ultraとほぼ一緒とのレベルになってくるのでPixelに対して電池持ちのイメージが変わるかもしれません。

事前情報通りであれば有線で最大21Wでワイヤレスで最大7.5WであることからもQi2に非対応だと思います。ただライトユーザーからすれば充電速度よりも電池持ち自体の方が優先度が高いかなと思います。

何より歴代Pixelの中でもPixel 5aに次いでかなり優秀な電池持ちを実現する可能性があります。

長く安心に使える機種に。

そして3つ目としてターゲットとなっているライトユーザーにとって安心して長く使える機種になる可能性があります。Googleはフラッグシップモデルを開発する際に80%ポリシーを採用していると指摘されています。

つまり自分のようなカメラに拘るユーザーやゲーム性能に拘るユーザーなど所謂オタクはターゲット層になっていないはずです。その上でaシリーズはライトユーザー向けとなっておりターゲット層は割と明確化されています。

ただPixel 7aからスペックが一気に底上げされたことからもフラッグシップの無印とスペックも価格もあまり差別化できず分かりにくくなった印象を受けますがあくまでライトユーザー向けです。

ちなみに失礼な話ですがスマホ選びのためにYouTubeで情報収集する人はこっち寄りだと思います。

そしてライトユーザーが求めることとして取り回しの良さ/綺麗に撮れるカメラ/安定性だとされています。少なくともカメラに関してフラッグシップと比較すれば望遠もなければ採用しているセンサーも弱いですがGoogleには高いカメラソフトの技術があるので廉価版としては十分な写真が撮れます。

そして取り回しに関してPixel 9aは6.3インチで現行モデル対比で僅かに大型化との予測です。ただ現行モデル対比で軽量化していると予測されており190g以下になる可能性があります。

決してiPhoneやGalaxyの無印と比較すると取り回しが悪いかもしれませんが今のミドルレンジはコストカットのためかニーズに合わせているのか不明ですが世代を重ねるごとに大型化しています。

その中でPixel 9aは割と標準的なサイズ感となっており持ちやすさはそこまで心配する必要ないと思います。そして従来のネックだったのが安定性でバッテリー容量の増加に伴い電池持ちが改善する可能性があります。

またライトユーザーはスマホの使用頻度が少ないこともあるのか長く使える機種を好む傾向が強いです。Pixel 9aはおそらく最大7年のアップデートサポートに対応している可能性があり必要十分です。

むしろ歴代PixelをみるとキャリアにおけるPixelの修理可能な期間が5年前後のことが多いです。そのためアップデートサポート期間が終了する前にキャリア経由で修理ができるなくなる可能性があるくらいです。

この場合はおそらくですが提携の修理店舗に持っていって修理するという流れになるのかなと思います。またパケットを節約するためとはいえフリーWi-Fiはセキュリティ上のリスクが高いです。

ただGoogleは最大5年のPixel VPNを提供しておりフリーWi-Fiのリスクも軽減ができます。何よりハードの故障は修理すればどうにかなりますがアップデートサポートはユーザーの意思で延長できるものではなくPixelのアップデートサポートの長さは大きな特徴の一つです。

そこまで高くならない可能性。

最後に4つ目としては本体価格でアメリカで見ると128GBモデルは価格が据え置きになると予測されています。ただ一部情報によると256GBモデルは$40の値上げで128GBとの価格差が$100になるとの話です。

とはいえ国内では256GBモデルが発売される可能性は低いと思っており影響はないのかなと思っています。国内においては何より為替の影響でどうなるかですが現地価格が据え置きならGoogleも頑張ってくれるかもしれません。

ちなみにここ数年のaシリーズの国内価格を見ると一世代前の無印の為替を採用している印象です。例えばPixel 7aはPixel 6の時の為替でPixel 8aはPixel 7の為替が採用されている感じです。

そしてこの流れを踏襲するのであればPixel 9aの価格はPixel 8の為替をベースにする可能性があります。

ただPixel 8は税込で1ドル=160円という感じだったので現時点での為替だと7万9840円です。現行モデルが7万2600円なのでだいぶ高くなる可能性もありますが8万円以下には最低でも収まる可能性があるのかなと思います。

個人的にはGoogleも頑張ってくれると思うので7万5000円前後になってくるのかなと思います。何よりカメラなどは違いますがPixelをとりあえず楽しみたい人にとっては十分に魅力的です。

またPixel 9が約13万円だからこそPixel 9aの価格をより際立つ可能性があるかなと思います。少なくともアップデートサポート期間が最大7年でGoogle AIをある程度楽しめることを考えると個人的には十分な感じでライトユーザーにとってGeminiの入門機として十分に感じます。

また昨年末に総務省がガイドラインの改正を行なったことで下取り額が以前より厳しくなりました。ただPixel 9aは定価がそこまで高くならないと思うのでキャリアもしかけてくる可能性あります。

まとめ。

今回はここまできたらPixel 9aを待った方がいいと思う理由について主観的にまとめてみました。予約特典はおそらく従来と同じくストアクレジットと下取りの強化になるかなと思います。

特に下取りで見ればPixel 8aとPixel 6aが強化される可能性があるのでPixel 6aユーザーは最新のPixelに買い替えたいと考えているなら予約特典を上手く活かせるよう準備した方がいいかもしれません。

最新情報をチェックしよう!