先日にYouTubeの方でXperiaは高性能なGalaxyに劣るので市場から撤退すべきだとコメントを頂きました。正直何を持って「高性能」と判断しているのか定かではなく、オタクほど細部を見て良し悪しを判断することから高性能と一括りにすることはないのかなと思います。
今回YouTubeにおいてXperiaのカメラはGalaxyに画素数で劣るので市場から撤退すべきだとのコメントを頂いたのでまとめたいと思います。
カメラの画素数で判断している?
今回YouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。
2億画素数カメラセンサー搭載Galaxyを使うユーザーが多い。Xperia機能劣るユーザーが減らしてしまいます…やはりSONY神話おしまい…もう死んでる。Xperia2度もうもっぱらゴメン
今回のコメントを見るとカメラの「画素数」で良し悪しで判断している印象を受けます。これは中華メーカーを中心に行われたマーケティングの一種という感じで画素数が高い=良いカメラというイメージを持たせた。
そのため豆粒のように小さいセンサーでも高画素であればすごいとユーザーにイメージを植え付けた結果なのかなと思います。少なくともSamsungはUltraモデルに2億画素のカメラを搭載することでディテールの描写をより強化しています。
つまり撮った写真をアップした時に細かい部分まで鮮明に描写することができるとアピールしています。一方で画素数はカメラの構成要素の一つに過ぎず画素数が高ければ全て良しというわけではありません。
例えばXperia 1Ⅵで見ると2層トランジスタ技術を採用したIMX888を採用していることからも一定の条件下ではフルサイズのカメラと同等の描写力を実現したとアピールしています。
少なくとも高画素であればいいカメラというわけではなく、カメラの数が多ければいいカメラというわけでもありません。
Xperiaのカメラが物足りないことも事実。
またスマホのカメラはメーカーによって色が出やすく、例えばSonyは現実をより忠実に描写するというコンセプトからも繊細な描写は得意な方です。特にIMX888を採用してから夕暮れなど加工感が強いメーカーの機種と比較すれば繊細な描写が出来ます。
一方でコンセプトの影響なのか、カメラソフトでの補正を最低限にしていることが影響しているのか不明ですが、他社と比較すると白飛びもしやすくノイズも多めの印象を受けます。
メインカメラに関してはある程度安定して撮影が可能ですが、超広角と望遠に関しては物足りないと感じることが多いです。そのため本当に綺麗に撮りたいとなった時にXperiaのカメラは他社の機種と比較して撮影者の技術が必要という印象です。
他社の機種はオート撮影が主軸で何も考えず撮影してもカメラソフトでしっかり補正してくれるので、ざっくり言えば誰でもある程度綺麗に撮影することが可能です。
一方でXperiaの場合はマニュアル撮影を主軸にしてきた影響なのかカメラソフトでの補正が最低限なので下手な人が撮ると本当にひどい写真になりがちです。なので現状のXperiaのカメラは使い手を選ぶ感じです。
だからこそXperia 1Ⅶで一般化を進めるのであれば、どんなユーザーであっても簡単に撮れるようにカメラソフトの強化は必須なのかなと思います。