直近の情報からもGoogle Pixel 9aはPixel史上最大容量となる「5100mAh」のバッテリーを搭載する可能性があるとの予測。もちろんバッテリー容量だけで判断することが出来ませんが電池持ちは単純に考えれば現行モデルより大幅に改善する可能性。
またGoogle Tensor G4のチューニング次第ではGoogle Pixel 6シリーズ以降最も電池持ちが安定している機種になる可能性があります。今回9To5GoogleによるとPixel 10aで採用するSoCのパターンが変更される可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
Tensor G4を継続する可能性。
Pixel 6aからは上位モデルと同じ世代のGoogle Tensorを搭載。Pixel 7aからはコストカットのためかパッケージング方法は異なることから厳密に言えば全く一緒とは言えませんが、それでもPixel 7シリーズと同じGoogle Tensor G2を採用。
少なくともこの流れが継続するのであればPixel 9aではGoogle Tensor G4を搭載する可能性があり、Pixel 10aではGoogle Tensor G5を採用する可能性があります。
ただ今回の情報によるとPixel 10aではGoogle Tensor G5もしくはGoogle Tensor G4を採用するとの話。GoogleがGoogle Tensor G5の搭載を迷っている理由の一つとしてはGPU部分が大きくチップ全体が大きくコストが高いとの話です。
少なくともGoogle Tensor G6ではコストカットのためにレイトレーシングなどを非対応にしてGPU部分の面積を縮小しチップ全体を小型化したいとの話もあります。
このことからもGoogleはPixel 10aではコストを抑制するためかGoogle Tensor G4を継続採用する可能性があることに。ただ2年連続同じSoCを搭載しているのであれば、今までのaシリーズの進化パターンからもPixel 10aはスキップしてもいいのではないかと思っちゃいます。
今後どうなるか不明ですがPixel 10aの期待値はかなり低く、Pixel 10シリーズとのバランスもかなり悪くなりそうです。
コードネームが判明。
また今回合わせてPixel 11シリーズのコードネームが判明したとしています。
コードネーム | 略語 | |
Pixel 10a | スタリオン | STA5 |
Pixel 11 | カブ | 4CS4 |
Pixel 11 Pro | グリズリー | CGY4 |
Pixel 11 Pro XL | コディアック | PKK4 |
Pixel 11 Pro Fold | ヨギ | 9YI4 |
ちなみに注意点としてPixelにとって年度切り替えのタイミングは下半期のフラッグシップのタイミングです。なので同じく2026年に正式発表される機種ですがPixel 10aに関してはPixel 10シリーズと同じく「馬科」のコードネームを採用しています。
一方でPixel 11シリーズに関しては今回の情報からも「熊科」のコードネームを採用していることを確認することが出来ます。また以前リークしたロードマップからも今年はPixel 10 XLやPixel 10 Pro Flipが発表されるとの予測もありますが現時点でコードネームすら不明です。
さらに今回リークした情報からもPixel 11シリーズでもラインナップが増えていることは現時点でない。つまり現時点でGoogleはPixel 11シリーズでラインナップを強化する予定はないのかもしれません。
何よりPixel 10aは期待ハズレになりそうなので残念です。