日本では残念なことに開催されていませんが、アメリカでは実質今年初のセールが開催。セール内容としてはブラックフライデーなどと遜色がなく年初からGoogle StoreでPixel 9シリーズを安く購入できる機会が提供されています。
今回9To5GoogleによるとGoogleは下取り込みの価格を表示するようになったことが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
下取り予定額を含む。
今回の情報によると米Googleはトップページや製品ラインナップページでセールや下取り予定額が含まれた価格を表示するように仕様が変更されていることが判明したとしています。
例えば執筆時点で米Googleではセールも開催されていることから、Pixel 9は下取りとセールの値引きを合わせることで最大$550の値引きとなることから、$449で購入できる可能性があることを一目で確認できるようになっていることを確認できます。
- Pixel 9「379ドルから」|「最大420ドル節約」:「Pixel 7デバイスの下取り価格に基づいて、Pixel 9の推定下取り価格は270ドルです。」
- Pixel 9 Pro「449から」|「最大550ドル節約」:「Pixel 7 Proデバイスの下取り価格に基づくPixel 9 Proの推定下取り額は400ドルです。」
- Pixel 9 Pro Fold「1,099ドルから」|「最大700ドル節約」:「Pixel 7 Proデバイスの下取り価格に基づくPixel 9 Pro Foldの400ドルの推定下取り額。」
ユーザーからすれば都度製品ページで詳細を確認せずとも最も安い価格を確認できるようになるため便利かなと思いますが、逆にこの価格で全てのユーザーが購入できるわけではないので誤解を招きやすい表示に変更されたようにも感じるかもしれません。
ちなみに執筆時点で国内のGoogle Storeでは価格表示の変更はありません。ただこれはセール時の売り上げを最大化するためにセール時のみで表示される可能性もあります。
日本では怒られる?
国内においてもセール時に例えば「Pixel 9が実質~円から購入可能」と下取りとストアクレジットこみの価格を表示していることがあるので、おそらく日本でも同様に価格の表示方法が変更されても問題はないのかもしれません。
何より現時点で確認がとれないのはセール以外の時にどのような表示方法になるかです。いくら注意書きがあるとはいえ常に下取りこみの価格にして割引されているように見せるのは日本国内だとなんか文句をつけられそうな感じもします。
ただセール時とはいえ今回の価格表示を見ると「安い」という印象を受け、ユーザーも物欲が刺激される可能性があります。またアメリカはストアクレジットによる特典はほぼなく直接値引きのことが多いからこそ、より恩恵を受けやすいユーザーが多いのかなと思います。
一方であまり安く見せることを強化してしまうと、平常時とのギャップがひどくてセール以外は全然売れない可能性も出てくるのでバランスをとるのはちょっと難しいのかもしれません。