事前情報からもGoogleは今年の3月にGoogle Pixel 9aを正式発表する可能性があるとの予測。仮に事前情報通りであれば歴代Pixelの中でも最もバッテリー容量が多いことからも電池持ちは大幅に改善する可能性があります。
一方でPixel 9シリーズで見れば大きな特徴となっているカメラフレームがなくなるためデザインに関しては意見が大きく分かれています。今回はGoogle Pixel 9aが一般ユーザーにとって貴重な選択肢になる可能性が高いので簡単にまとめたいと思います。
耐久性は大きなデメリット。
事前情報からもGoogle Pixel 9aは$499になると予測されており、Pixelの中で見ればフラッグシップモデルではなく「廉価版」になります。さらに価格帯を考えると、ゲームをしっかりやりたいユーザーやカメラに拘りたいユーザー向けではなく、一般ユーザー向けであると考えることができます。
少なくともPixel 9aは一般ユーザー向けの機種としてメリットもあればデメリットもあります。その上でデメリットを確認すると「耐久性」です。事前情報からもPixel 9aは歴代aシリーズと同様にディスプレイもバックパネルもGorilla Glass 3を採用しているとの予測。
Gorilla Glass 3は10年以上に発表された技術であって最新のGorilla Glassと比較すれば耐久性は大きく劣ると言われています。またある市場調査によるとユーザーがアクセサリーを使う割合は本体価格に比例すると言われています。
つまり安い機種を購入するユーザーこそアクセサリーを使わない可能性があるので本体の耐久性は強化した方がユーザビリティが改善する可能性。一部情報によるとPixel 9aはバックパネルがフラット化したことで耐久性が改善している可能性もあります。
またIP68への底上げとも予測されていますが、何より落とした時の耐久性は微妙なところで、ターゲット層を考えるとスペックと使い方が一致していないことなります。
貴重な選択肢に。
一方でメリットとしてはアップデートサポート期間の長さです。Googleはアップデートサポート期間を7年に拡張した理由として、ユーザーは自分が使用した後に家族にお下がりなどで渡す。
このことからも平均で7年近く使うからサポート期間を7年に拡張したことを明らかにしています。個人的には後付けの理由に感じてしまいますがユーザーからすればアップデートサポート期間が伸びたのは嬉しいところ。
一方でフラッグシップモデルを好むユーザーほど機種変更サイクルは短くなるので結局7年も使わないです。一方でPixel 9aのターゲット層となっている一般層は同じく機種を長く使う傾向にあるためアップデートサポート期間が長いのは相性がいいです。
ちなみにアップデートサポート期間は伸ばすにもコストが増加すると言われています。そのため利益率が薄いミドルレンジのサポート期間を拡張することにメーカーは消極的でSamsungですらミドルレンジでのサポート期間の拡張は遅いという印象。
その中でPixelのaシリーズはフラッグシップモデルと同様にサポート期間を伸ばしてくれているのは大きな特徴です。またGoogle AIにもかなり力を入れており、aシリーズで最低限使えるのは嬉しいところです。
正直AI目的で購入するユーザーは限定的で一般層のほとんどは興味がないと思います。またAI機能を強化するにも本体のスペックに左右される部分があるのでミドルレンジモデルで強化するのは難しい。
その中でPixel aシリーズは低価格でありながらもサポート期間が長く、AIにも触れられることができると他社にはない絶対的な魅力に感じます。