Pixelに最新のアプデ配信開始。不具合の修正は限定的だけど要チェック

今年はGoogleにとっても大きな転換期となっておりAndroid16から公開時期を大幅に前倒し。さらにPixel 6シリーズやPixel 7シリーズに関してはアップデートサポート期間を最大5年に変更するなど、メジャーアップデートが実質2回拡張されるのは異例と判断することもできます。

今回9To5GoogleによるとGoogleが一部Pixelに対して1月のアップデートの配信を開始したと報告しているのでまとめたいと思います。

1月のアップデートが配信開始。

今回の情報によるとGoogleは2025年1月のセキュリティパッチを包括したセキュリティアップデートの配信を開始したことが判明したとしています。またセキュリティパッチと合わせて一部Pixelの不具合やバグの修正も行われています。

主な修正内容
  • 特定のアプリ*[1]を使用する際のオーディオ遅延と安定性の問題の修正
  • 特定の条件下で接続されたカメラに切り替える際のカメラの安定性に関する問題を修正
  • 特定の条件下で画面に線が点滅する問題を修正
  • 特定の条件下でのピクセルランチャーをテーマにしたアイコンのカラー表示の問題の修正

自分が期待していた部分としては「通信関連」の不具合が修正されないかということですが残念なことに今回のアップデートでも含まれていません。ちなみに手持ちのPixel 9 Pro Foldは購入以降ずっと調子が悪く今までのアップデートでも改善することはありませんでした。

さらにGoogleは月例のアップデートで改善項目に含めないということは、Pixel 9シリーズ全体で見た時に特段問題が発生していないと判断することができます。とりあえず後継機種が出るまではこのまま我慢するしかないのかなと思います。

今後のアップデート。

また昨年と違う部分として今年は6月のFeature Dropがない可能性があります。現にAndroid 15 QPRは「2」までとなっており、単純に6月頃にAndroid16が公開されることからカットされると判断することが出来ます。

一方で従来は9月頃にAndroidが公開されていましたが、今年からは9月にFeature Dropが新たに追加されるようになるのか非常に気になるところです。またAndroid16の開発者向けβ版は「2」に入っていることからも順調にいけば2月頃にはパブリックベータ版が公開される可能性があります。

ちなみパブリックβ版は従来通りであればBeta 4まであり、とりあえず試してみたい人は安定期となるBeta 3になるまでは手を出さないのがおすすめという感じです。

少なくとも月例のセキュリティアップデートは問題がなければ今後も安定して配信されると思いますが、それ以外に関しては開発進捗によってはちょっとドタバタする可能性があります。

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