一部噂によると2025年に登場するXperia 1Ⅶは現行モデル対比で「一般化」が進むと言われています。正直正式発表までかなり時間がある状態で出てきた噂のほとんどはフェイクだと思っていますが、現行モデルを考えると一般化が進んでもおかしくないと思います。
何よりXperia 1Ⅶでどのような進化するのか非常に楽しみですが期待出来ない部分もあります。今回は2025年に登場するXperia 1Ⅶで絶対期待しない方がいいことについて主観的にまとめたいと思います。
生体認証の進化。
まず一つ目として生体認証ですが現時点でインカメラを利用した顔認証が復活するかどうかは不明です。一方で指紋認証に関しては電源ボタンに統合された指紋認証を継続する可能性は高いのかなと思います。
少なくともSonyは以前より高度なセキュリティを求められるアプリなどが登場するようになれば生体認証も合わせてアップグレードすることを明らかにしていましたが、その発言から数年経過しても生体認証に主な変更はありません。
むしろAndroid10のタイミングで顔認証を廃止したのはセキュリティを強化するためだった可能性もあります。何よりコストが増加する「画面内指紋センサー」を搭載する可能性は低いと思っており、その中でもコストが特に高い超音波式画面内指紋センサーは論外に感じます。
画面内指紋センサーがいいか、側面物理式として搭載しているかがいいかはユーザー次第です。現状だとSonyがコストをかけられる状況にあるとは正直ないのかなと思います。
一方で現状だと指紋認証が唯一の生体認証で、万が一不具合が発生してしまうと使える生体認証がなくなるのでセキュリティが大幅に下がります。なので指紋認証の安定性をより強化する必要はあると思います。
ベゼルデザインの採用。
今やiPhoneですらばパンチホールデザインを採用した上でベゼルのスリム化に注力しています。その中でXperiaの上下ベゼルは時代遅れと言われることがあります。
少なくともSonyによるとパンチホールデザインや水滴型にノッチデザインなどコンテンツの邪魔になるようなデザインは採用しないとしています。一方でベゼルがスリム化出来ない理由としてはデュアルフロントスピーカーを搭載していることです。
これが他社と同じ搭載方法であればXperiaもベゼルのスリム化はしやすいのかもしれません。ただスピーカーをフロント部分に搭載する上でどうしても上下部分にスペースが必要になるとの話です。
なので次期Xperiaでもスピーカー性能に拘るのであればベゼルレスデザインが採用される可能性は低いと思います。また技術的に可能なのか不明ですが、仮にベゼルレスデザインを採用しないのであれば、画面内指紋センサーより3D顔認証の搭載の方が現実味があるのかなと思います。
特に本体上部は各種アンテナなど非常に密集しているとの話ですが、ベゼルをそのままで生体認証を強化できるとなれば3D顔認証は相性がいいように感じます。
個人的にはベゼルが太いことがあまり気にならない人間なので、なぜ各社ここまで競っているのかよくわからないです。むしろベゼルのスリム化によってサードパーティ製のガラスフィルムとケースの相性が以前より悪くなっている印象を受けます。
何よりSonyが今後どのように考えているか不明ですが、コストがかなり増加する進化はあまり期待しない方がいいのかなと思います。