これは快挙。Xperia 1Ⅵが海外のベストスマートフォン大賞で3位に入賞

先日にはRedditにおいてMKBHDがついにXperiaへの言及がなくなったと話題になっていましたが、残念なことにSonyはXperia 1Ⅴを最後にアメリカ市場で最新機種を導入していないので当たり前と言えば当たり前です。

ただRedditを見るとXperiaの販売を再開してほしいとこの声は地味に多く、Xperia 1Ⅵで見ると個人輸入しているユーザーも地味にいるのかなと思います。今回9To5Googleが公開したベストスマートフォン大賞においてXperia 1Ⅵが3位を獲得したのでまとめたいと思います。

3位を獲得。

この時期になると各大手サイトがベストスマートフォン大賞2024を公開しています。今まで見てきた感じだと上位に残るのはPixel 9 Pro/Pixel 9 Pro XL/Galaxy S24 Ultra/OnePlus 12という感じです。

またサイトによってはiPhone 16 Proが追加される感じで上位陣は基本同じです。ただ今回同サイトが読者アンケートを実施した上で「読者が選ぶ今年最高のスマートフォン大賞」を公開。

得票率
Pixel 9 Pro 23.78%
Pixel 9 Pro XL 22.07%
Xperia 1Ⅵ 12.35%
Galaxy S24 Ultra 11.53%

今回の結果における上位4機種が上記になりますが、同サイトの場合Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLに人気が集中している感じです。一方で個人的に驚きだったのがXperia 1Ⅵがまさかの3位を獲得していることです。

僅差とはいえサイトによっては大賞を受賞しているGalaxy S24 Ultraよりも支持を集めたことになります。

販売されていないからこそすごい。

少なくともアメリカにおいてXperia 1Ⅵは発売されていないからこそ今回の結果は単純にすごいと思います。同サイトはアメリカを拠点にしたサイトであることからも、おそらくアメリカからのアクセスが多いと思います。

このことを考えるとアメリカのユーザーから注目度はかなり高かった可能性があります。また同サイトはXperia 1Ⅵの3位について以下のようにコメントしています。

これは、3.5mmヘッドフォンポート、microSDカード拡張、および多くのOEMが何年も前に捨てたその他のハードウェア機能を備えた数少ないAndroid携帯電話の1つです。それは真の青い愛好家の電話であり、多くの点で、それらの人々に食料調達するために年間最高の場所に値する。

最大の欠点は?アメリカでは公式には利用できません。多くの公式チャネルやキャリアによるこの制限にもかかわらず、ソニーはまだアマゾンでデバイスを販売しています。これは奇妙ですが、少なくとも今年最高の携帯電話の1つを手に入れることができます。

レガシー機能をいまだに搭載した貴重なフラッグシップモデルで根強いファンがいるのと同時に、Xperia 1Ⅵで一般化したことで興味を持つユーザーが増えた可能性があります。

そしてちょっと驚きだったのが米Amazonで「NTEGRON TECHNOLOGIES INC」というショップを経由して購入することが可能になっていることです。正規販売ではありませんがアメリカのユーザーも比較的容易に入手が可能となっています。

個人的にXperia 1Ⅵはスマホとしてみれば使いやすくなったと思いますが面白みに欠けた印象です。ただ今回の結果を見るとSonyの「一般化」は成功だったのだと実感します。

これで来年さらに一般化を強化すれば化ける可能性は十分にあります。

最新情報をチェックしよう!