良いものはしっかり評価される。Xperia 1Ⅵが大手サイトでスマートフォン大賞獲得

Xperia 1Ⅴと比較するとXperia 1Ⅵは「一般化」が進んだことでユーザーからの評価が大きく分かれた印象です。少なくとも現行シリーズを支えてくれたファンからするとマイナスで、以前のXperiaが好きだったファンからすれば嬉しいという進化。

少なくともSonyによるとXperia 1Ⅵの売れ行きは好調としていることからも、単純に考えれば後継機種でも同じ路線を継続してくる可能性があります。今回価格.comにおいてXperia 1Ⅵがスマートフォン部門大賞を獲得していることが判明したのでまとめたいと思います。

スマートフォン部門大賞を獲得。

今年も数多くのスマホが国内で発売されましたが、今回同サイトが発表したプロダクトアワード2024において、Xperia 1Ⅵがスマートフォン部門で大賞を獲得していることが判明しました。

ちなみに受賞ポイントとしては以下のようになります。

受賞ポイント
4Kディスプレイの廃止などスペックより実使用を優先したコンセプト
フラッグシップモデルと考えると異常な電池持ちの良さ
テレマクロ撮影はスマホカメラに新しい表現の道を開いた

少なくとも実使用部分が大幅に改善された印象で、SoCに関してもフルパフォーマンスを発揮することが最優先ではなく最適化を優先することで、ゲームも快適に遊ぶことができ発熱も抑制とユーザーにとって分かりやすい存在になったと思います。

そのため多くのユーザーから高い支持を受けたのかもしれません。

カメラアプリもこれまで2種類搭載してきたものを1種類に統合したことで使いやすくなり、実用性としては全般的に使いやすくなったと評価された。結果として、とがった部分は失ったが、ユーザーにとって実用的にマイナスになる部分はほとんどなく、今回の方針転換は大成功を収めたと言っていいだろう。

少なくとも歴代モデルと比較すればSony製品にあまり興味がないユーザーであっても興味が持ちやすくなったと思われます。

コスパだけでは測れない。

おそらくですが今回大賞を獲得できた理由として、そもそもXperia 1Ⅵに興味を持ったユーザーが歴代モデルと比較して増えたこと。さらに実際に購入したユーザーの満足度が想定より高かったことから高評価の獲得に繋がったことかなと思います。

少なくともXperia 1Ⅵはスペックで見れば、めちゃくちゃ強いスペックを搭載しているわけではありません。さらに本体価格もベースモデルなら20万円以下とはいえ安くはないです。

またコスパがいいと呼ばれる機種が多数存在している中で大賞を受賞したことを考えると、ある意味「コスパ」という言葉が終わりを迎えつつあるのかもしれません。

単純にスペックと価格だけで判断されることが多い「コスパ」はユーザーの興味を集めやすいかもしれませんが、実際に使った時の満足度が想定を大幅に超えることはないのかもしれません。

少なくとも自分で見ると、コスパがいいと言われる機種も価格が地味に高い機種の方が想定を超えた場合の満足度がかなり高かった印象です。来年もXperiaには頑張って欲しいところで、何より同サイトの評価を見ると「良いものはしっかりと評価される」

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