事前情報からもSnoyは来年正式発表が予測されているXperia 1Ⅶで「一般化」をより強化する可能性があると予測されています。少なくとも現状をみる限りではSonyの拘りを反映させるよりも一般化させることで少しでも利益を確保する狙いがあるのかもしれません。
とはいえ現行シリーズを支えてきたファンを裏切る可能性もあるので非常に難しいところです。今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいてXperiaのデザインについて投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
パンチホールデザインは採用するべきではない?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
ディスプレイにカメラの切り抜きがある電話は拒否します。だから、私の選択肢はソニーかヌビアに限られています。または、Xiaomi Mixライン(非折りたたみ式)が戻ってきた場合。残念ながら、ヌビアラインは私が好むLTPOディスプレイを使用していませんでした。
ソニーが店を閉めたり、トレンドに従ってカメラのカットアウトをしたりしないことを願っています。
ユーザーの好みが分かれる部分の一つとしてディスプレイのデザインで、多くのAndroidはベゼルを少しでもスリムに見せるためにパンチホールデザインを採用しています。
さらにインカメラの実用性はなくなる印象を受けますが、一部機種はUnder Display Cameraを搭載することでパンチホールすらないです。一方でXperiaの場合はコンテンツを最大化するためにノッチデザインやパンチホールデザインを採用することでコンテンツに影響を与えないとしています。
とはいえ実際のところはデュアルフロントスピーカーを搭載していることからも上下ベゼルをこれ以上スリム化することが難しい。その結果パンチホールデザインを採用できないと考えた方がわかりやすいのかもしれません。
レガシー機能が好まれる。
一方でYouTubeで頂くコメントをみるとXperiaを選んでいるユーザーの多くは最新機能ではなくレガシー機能に魅力を感じているから。先ほどのパンチホールデザインに関しても各社ベゼルのスリム化に尽力している中でXpperiaはベゼルの太さだけで見れば時代遅れと言われても仕方ありません。
またXperiaの長所としてよく言われる部分として「イヤホンジャック」の搭載やSDカードスロットの搭載です。イヤホンジャックに関してはオーディオを強化しているメーカーだからこそまだ分かります。
ただ以前のように5極に対応しているわけではなく純正の有線イヤホンを出すわけでもなく中途半端に感じます。またSDカードスロットに関して今やフラッグシップモデルで搭載している機種はほぼありません。
先日発売されたAQUOS R9 proですら廃止になっています。つまり多くのメーカーは金儲けの面もあると思いますが不要と判断しているスペックになります。結局Xperiaの差別化に繋がっているとはいえざっくり言ってしまえば古い昔ながらの機能を継続採用しているから愛されている感じです。
一方で最新の機能に関してはSDカードスロットなどレガシー機能と比較すればほぼ誉められていることが見たことがないです。現状だと逆にここが最大の問題となっておりレガシー機能しか興味を持たれていないのであれば先はないように感じます。
LED通知ランプが廃止された時もかなり批判されましたが、今後一般化を進めるのであればイヤホンジャックやSDカードスロットは必要ないかもしれません。Sonyがレガシー機能からどう脱却するのか非常に気になるところです。