2024年でみるとXperia 5シリーズから最新機種が出なかったことからもラインナップはかなり限定されてきた印象を受けます。2021年にはXperia PROシリーズから2モデル出たこともあり合計6つの新型Xperiaが登場したことを考えると2024年は2モデルのみと非常に寂しい印象を受けます。
2025年には3モデル構成に戻るとも言われていますが現状では確定的な情報はないです。今回はお得なXperiaを探しているのであれば結局Xperia 1Ⅵが一番おすすめだと思うので主観的にまとめたいと思います。
アップデートのサポート期間。
iPhone向けの「トロイの木馬」がついに発見されるなどAppleの完璧なセキュリティの壁もついに突破されようとしており、ヨーロッパにおいてサイドローディングが解禁されるなどiPhoneですら今後セキュリティ上のリスクが高まる可能性があります。
何よりスマホは個人情報の塊だからこそハッカーからすればいかに効率的かつ簡単に情報を抜き取れるかが重要に。そのためタチの悪いマルウェアが増えており、ユーザーとしてできる対策の一つとしてアップデートサポートをしっかり遵守することです。
Googleは様々な脆弱性に対策するためにセキュリティパッチを更新しており、各メーカーはセキュリティアップデートは最低でも四半期に1回は配信する流れになっています。
一方でアップデートサポート期間が終了した機種に関してはセキュリティパッチが更新されることがなくなるので脆弱性が放置されることになります。つまりネットに繋ぐだけでもセキュリティ上のリスクが高くなることになります。
なのでサポート期間は非常に重要で現状だとXperia 1ⅥとXperia 10Ⅵの最大4年が歴代最長です。2023年モデルだとサポート期間が最長でも残り2年しかないので本体価格が安くなっているとはいえ使える期間を考えると割高なのかもしれません。
なので長く使いたい人ほど最新機種を購入するのが一番お得です。日本人は「もったいない」の気質が強いため壊れるまで使おうと思う人もいると思いますが、アップデートサポート期間を超えて使うのはおすすめ出来ない状態です。
安定性が抜群。
チューニングの問題なのか。それとも搭載SoCの問題なのかXperiaのミドルレンジモデルはパフォーマンスが微妙です。さらに近年はインフレや為替の影響からも本体価格がどんどん高くなっているからこそ余計に微妙になってきています。
体感的には5万円くらいのスマホでありながら8万円近くの価格設定になっている感じで、悪く言えばパフォーマンスが大して向上していないのに価格だけ上がっている感じです。
だらこそXperiaをある程度快適に使いたいと思うのであればミドルレンジよりは型落ちのハイエンドを選んだ方がいいです。とはいえここ近年のXperiaは発熱に不安を抱えていることが多くXperia 1Ⅴでだいぶ改善したとはいえ不安要素もあります。
ただXperia 1Ⅵでは電池持ちが大幅に改善した上で発熱も大幅に抑制されています。なので現状の選択肢だと高くても長く快適に使いたい人ほどXperia 1Ⅵが最もお得な選択肢に感じます。
来年の5月頃には後継機種が発表される可能性があり、悩むとすれば後継機種を待つかどうかだと思います。変にケチるよりはしっかり投資して長く使うのが結局満足度が一番高いです。
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