先日よりSamsungは韓国において「Galaxy Z Fold Special Edition」を発売しましたが、生産が全く追いつかないのか入手困難な状況になっています。少なくともGalaxy Z Fold 6と比較すると本体価格が高いですがSamsungの想定を超える反響となっている可能性があります。
今回SamMobileによるとGalaxy Z Fold Special EditionはGalaxy Z Fold 6ユーザーを落胆させる存在なのか言及しているのでまとめたいと思います。
不公平な存在なのか。
少なくともGalaxy Z Fold 6ユーザーからすればGalaxy Z Fold Special Editionは不公平な存在に感じるかもしれません。メインディスプレイもサブディスプレイも大型化した上で薄型化/軽量化しています。
さらに最新技術である「UFG」を採用したことでディスプレイの折目は目立ちにくくなっています。これだけを見るとGalaxy Z Fold Special Editionを待てばよかったと思うかもしれませんが、実際に使ってみると中途半端さを感じます。
例えばバッテリー容量は4400mAhと筐体サイズが大型化しながらもバッテリー容量に変更がなかったことから、ディスプレイサイズが大型化した分消費電力が悪化して電池持ちが悪化しています。
さらに今まで特徴としていたS-Penに非対応で、スタイラスペン自体が全く反応しないです。またカメラに関してもメインカメラセンサーが200MPに変更されたとはいえ超広角/望遠は刷新にならずカメラのバランスが悪く感じます。
なのでGalaxy Z Fold 6と比較すると羨ましいと思う部分もあるかもしれませんが、Galaxy Z Fold Special Editionはスペックのバランスの悪さが目立つかなという印象です。
後継機種でも同様の流れの可能性。
すでにリークしているコードネームからもSamsungはGalaxy Z Fold 7の派生モデルを開発している可能性が高いです。ただ現時点でみるとGalaxy Z Fold Special Editionの後継機種という感じなのか、Galaxy Z Fold 7の上位モデルになるのか不明です。
とはいえGalaxy Z Fold Special Editionと同じくGalaxy Z Fold 7と同じタイミングで正式発表されない可能性があると予測されているので、何かしらにおいて限定モデルになるのかもしれません。
少なくとも当面はGalaxy Zシリーズの上位モデルという扱いにしつつも、市場の反応やコンポーネントの耐久性を調べるための実験機的な立ち位置になるのかもしれません。