Xperia 1Ⅵでのサポート期間拡張。Android15を見ると今後簡素化しそうで怖い

先日よりヨーロッパを中心にXperia 1ⅥへAndroid15の本配信が開始していることが判明しています。Sonyがアップデートの詳細を明らかにしていないことからも不明な部分が多いですがカメラアプリに「Pro Video」が追加されたことが大きな特徴となっています。

今回RedditにおいてAndroid15にアップデートしたXperia 1Ⅵのカメラについて投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

動画が公開。

あくまでも今回の投稿をみる限り、分かりやすい部分としてはセキュリティパッチが2024年11月に更新されたことに加え、「Pro Video」が追加されたくらいとPro Videoをどう評価する次第ですが目新しい新機能はそこまで追加されていないようにも見えます。

もともとメジャーアップデートだからといってXperia独自機能が多数追加されたというわけではありません。ただ昨年でみるとVideo creatorの追加や、Xperia 1Ⅴのポートレート強化などがあったことからも今年は余計に寂しく感じてしまいます。

また下半期にXperia 5シリーズを出さなかったことで余計にSony独自の新機能が追加されにくい状況になってしまったのかもしれません。

アップデートにコストをかけられない?

個人的に一番気になる部分としてはアップデートの容量で、メジャーアップデートで1GB以下というのはちょっと少ないように感じてしまいます。単純に考えるとAndroid15の標準機能をそのまま実装した程度で、Sony独自機能はPro Video以外にほぼ追加されていない可能性があります。

このことを考えるとSonyはAndroidのメジャーアップデートすらコストをかけにくい状況になっている可能性があることになります。ちなみにXperia 1Ⅵではメジャーアップデートが3回にセキュリティアップデートが4年に拡張されました。

単純にアップデート期間が伸びるということはコストが増加することになります。今のSonyの状況を考えるとアップデートにおけるコスト増加も厳しい可能性があり、サポート期間を伸ばした分一回あたりのアップデートの内容をより簡素化している可能性があります。

従来セキュリティアップデートはセキュリティパッチの更新に加え、不具合やバグの修正という感じだったので今後も従来と同じ流れになる可能性があります。一方でメジャーアップデートに皺寄せがくる可能性があります。

バルミューダが失敗したと言われている理由の一つとしてアップデートサポートだったとも言われています。家電製品であればハード品質とハードの保証をすれば十分ですが、スマホやパソコンなどはアップデートサポートも必要になります。

またアップデートサポートはユーザーが想像している以上にコストがかかるとも言われているのでXperia 1Ⅵでサポート期間を伸ばしたのはかなりの負担になっている可能性があります。

何より今後メジャーアップデートでも新機能が追加されにくい状況になってはほしくないかなと思っちゃいます。

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