Xperiaの長年の大きな課題だったのがアップデートサポート期間の短さです。少なくともSonyは市場の動向に合わせてサポート期間を決定しているとの話でしたが、フラッグシップでさえ最大3年と他社と比較すれば圧倒的に短かった印象を受けます。
ただXperia 1Ⅵではようやくメジャーアップデートが3回にセキュリティが4年とちょっとはマシになった印象を受けます。今回RedditにおいてXperiaのアップデートについて投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
気にしない人の方が多い?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
2011年のソニーエリクソンXperia pro(続いてZ、Z2、Z5プレミアム、XZプレミアム、1 ii)以来、Xperia携帯電話のみを使用しています。私の1 iiはうまく機能しましたが、4年半の連続使用でバッテリーが劣化し始め、基本的に速度/応答性などの年齢を示し始めています。
私は電話に1000ユーロ以上を支払うことは非常識だと考えています。
少なくともYouTubeで頂くコメントで見てもアップデートサポート期間をあまり気にしていない人が多い印象を受けます。またユーザーごとに予算があると思いますが、例えばXperia 1Ⅵだと20万円と高価だから最低でも○年以上は使いたいと、本体価格から利用想定期間を決める人が多いです。
もちろんこの考え方がありだと思いますが、利用想定期間を決める際に機種のアップデートサポート期間もしっかり確認してほしいところです。高いから長く使えるわけでもなく、逆に安いから長く使えないというわけでもありません。
基本長期間使えばバッテリーなどが劣化していきますが修理が可能です。一方でアップデートサポート期間はユーザーの意思で伸ばすことは出来ないです。
セキュリティ上のリスクが高い。
よく中華スマホを使うのはセキュリティ上のリスクが高いことから避けるべきとの声を聞きます。仮に噂されているように中国政府がユーザーの情報を抜き取っていると仮定した場合中華スマホを使わないことで、そのリスクを避けることが出来ます。
一方で中華スマホを使わなければ安全と考えている人が多い印象を受けます。GoogleがAndroidメーカーに対してセキュリティアップデートは最低でも四半期に1回は行うべきとしています。
つまり定期的にアップデートしないとセキュリティ上のリスクが高まることになり、最近Androidで話題になっている脆弱性はSnapdragon888やSnapdragon865にSnapdragon 8 Gen 1搭載機種が対象になっています。
つまりXperia 1IIやXperia 1Ⅳも対象になっており、簡単に言えばハッキングしやすい状況にあります。中華スマホでよく言われる個人情報の抜き取りは政治的な側面が強いですがハッカーが狙っているのは個人情報に加え個人の資産などです。
そのため一般ユーザーからすれば後者の方がよほどたちが悪いと思います。何よりアップデートサポート期間は機種買い替える際にしっかり把握した上で選んだ方がよく、本体がまだ使えるからという理由で長く使うのはインターネットに接続して使っている以上リスクが高いだけです。