vivo X Fold 3 ProにAndroid15配信開始。かこって検索対応で感動

Googleは2024年10月15日よりGoogle Pixel 9シリーズ含めて対象のPixelに対してAndroid15の本配信を開始。ベータ版の段階では非常に順調に見えましたが独自機能を多数追加したことも影響したのか例年より約2週間遅れの配信となっています。

また基本はソースコードと同時に本配信の開始が行われることからも異例の対応と見ることもできます。一方で先日より中華メーカーを中心に新製品が多数発表されていますが、Android15を標準搭載しているパターンが多いです。

今回GSM Arenaによるとvivo X Fold 3 ProにAndroid15の配信が開始したと報告しているのでまとめたいと思います。

Android15の本配信開始。

今回の情報によると「vivo X Fold 3 Pro」に対してAndroid15をベースにしたFuntouchOS 15の配信が開始したことが判明したとしています。手持ちのインド版でも配信されていることを確認することができ、アップデートの容量としては「2.47GB」とかなり大きめのアップデートになります。

何より多数の新機能が追加されています。

静的と没入型の両方の新しい壁紙、ユニバーサルシステムテーマの複数のセット、ホーム画面用の新しいアイコンスタイルと丸みを帯びたコーナースタイル、アプリ名を隠すサポート、時計ウィジェットの新しいスタイルなど、多くの新しい壁紙があります。アルバムアプリには、メモリームービーと呼ばれる新機能があり、思い出を映画として閲覧することができます。

何より分かりやすい変化としてはクイックパネルやキーボードのカラーパターンの変更。さらに個人的に地味に嬉しかった部分としては「かこって検索」に対応したことで手持ちでみるとGalaxyとPixel以外の折畳式機種では初めて対応した感じになります。

何よりvivoはアップデートにかなり積極的になっており、Pixel以外で既存機種へのAndroid15の本配信を開始したのはvivoが最初になるかもしれません。

どんどん隙がなくなる。

もともとグローバル市場で発売されている折畳式機種の中でもハードの完成度は高いです。Galaxy Z Foldシリーズほどのソフトのカスタマイズ性はなくても折畳式機種として最低限必要なオプションにはしっかり対応している。

一方でカメラは折畳式機種の中では最強クラスで電池持ちに関しても現状ではトップクラスとなっています。ただサイズ感に関しては「vivo X Fold 3」というデザイン重視のモデルが存在していることからもvivo X Fold 3 Proはそこまで特化している感じではないです。

何より全方位の強い感じで特にカメラに拘りたい人にとっては魅力的な選択肢という感じです。一方で最大のネックになっているのが価格でインドとインドネシアでしかグローバル版が発売されていないことからも割高になっている感じです。

今後アップデートに力をいれてくれるならどんどん隙がない機種になっていくと思います。

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