国内市場においてキャリアで購入するユーザーは全体の9割近いことが判明している一方で、各社最上位モデルは本体価格の高さもあるのか相性が悪い印象を受けます。
少なくとも最上位モデルを購入するようなユーザーはキャリアモデルではなく直販版を購入している印象で、今までキャリアに依存していたSamsungやSonyも直販版のラインナップ強化にかなり力を入れている印象を受けます。
今回はXperia 1Ⅵの直販版におけるストレージオプションの選び方について主観的にまとめたいと思います。
RAMの選び方。
キャリアモデルに関してはRAM12GB/ROM256GBの一択のため悩む必要はありませんが、直販版に関しては大きく3つの選択肢があります。その中でも最初に迷う部分としては「RAM」かなと思います。
まずXperia 1ⅥでRAMの容量を確認する方法として以下のようになります。
- 「設定」を開きます。
- 「デバイス情報」に進みます。
- 「ビルド番号」の項目を 7 回タップします。
- PIN コードを入力すると、「開発者向けオプション」がオンになります。
- 「システム」に進み、「開発者向けオプション」を開きます。
- メモリに関する項目で、容量や平均使用量を確認します
自分の場合だと使用用途を最近は限定していることもあり、平均で約5GBを消費していることになります。少なくとも自分の使い方であればRAM12GBで十分かなと思います。
一方でゲームをやる人にとってRAMは重要になってきますが、一つの判断基準として今手持ちの個体で自分がやりたいゲームが快適に動作しているかどうかです。仮にRAM8GBの機種でも快適に動作しているのであればRAM12GBモデルでも十分だと思いますが、RAM12GBで快適な動作を実現していないのであればRAM16GB一択になります。
ゲームは搭載SoCや発熱対策によっても動作性に影響が出やすいためRAMだけで判断するのは難しいかもしれません。とはいえ分かりやすい目安としてRAMの平均使用量を確認した上で、今使っている機種がどれだけ快適に動くかだと思います。
正直な話、新しい機種に買い替えたからといって使い方が大きく変わるユーザーは稀です。あくまでも今までの延長線と考えた方が分かりやすいです。
ストレージオプションの選び方。
そして合わせて確認しておきたい部分としてはストレージで256GBと512GBの2択です。先ほどの話と重複しますがユーザーの使い方は大きく変わらないとしてもデータ容量はどんどん積み重ねになります。
例えばXperia 1の時はカメラの画素数が12MPだったのがXperia 1Ⅵでは48MPとなっており、もちろん撮り方次第の面もありますが写真や動画を撮るだけでもデータ容量は増えがちです。
さらにゲームをやるユーザーは、より多くのストレージが必要になります。インストールした当初は大した容量でなくても、アプリがアップデートを重ねることで容量が嵩んでいくことはあるので余裕を持った方がいいです。
またXperia 1Ⅵで見ればSDカードスロットがあるから気にしないとの声もありますが、SDカードによる処理速度と本体のストレージの処理速度が大きく乖離していること。さらに全てのデータをSDカードに保存できるわけではないこと。
またSDカードが原因で不具合が起きる可能性もあるので、個人的には本体のストレージに余裕を持たせておいた方がいいです。ストレージに余裕がないと本体の動作にも影響が出ると言われているので、どれくらいの期間を使うか予め想定した上でRAMとストレージを決めるのがいいと思います。