事前情報通りであればXperia 1Ⅵでディスプレイスペックが大きく変更された理由の一つとしてはコストの問題とも言われています。アスペクト比21:9に4Kの表示解像度を採用したディスプレイはXperia 1シリーズくらいで特注に近い形だった。
ただXperiaの販売台数が減少していることに加え、ディスプレイを進化させようとすればディスプレイ自体のコストも増加していく。その結果サプライヤーでさるSamsungと条件が合わなくなったとも言われています。
今回RedditにおいてXperia 1ⅥとXperia 1Ⅴのディスプレイは結局どちらがいいのか投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
Xperia 1シリーズの4K
まず歴代Xperia 1シリーズの「4K」について以下のように投稿されていることが判明しました。
紛らわしいことの1つは、古い「4K」Xperiaの画面がそもそも本当に4Kではなく、21:9 UHDであるということです。
より詳細に説明すると、解像度は3840×1644(電話を水平に使用する場合)で、これは多くの映画で使用される21:9 Ultra HD(UHD)解像度と同じで、真の4K 4096×2160ではありません。
電話は、現在ほとんど廃止されたソニーのストリーミングサービス、Netflix、プライムからUHD映画を視聴するために作られたので、それは非常に理にかなっています。そして、そのサイズでは、UHD DPIが非常に高いため、真の4Kを超えるとまったく役に立たなくなります。
SDIの条件下においては「4K」を満たしていますが、アスペクト比21:9/6.5インチというディスプレイの条件で表示解像度を見ると4Kを満たしておらずUHDに留まることです。
これは以前より言われていることでもあり、Sonyにとしてもスマホで視聴するコンテンツに最適化させた結果だと判断することが出来ます。またある意味SonyとしてもスマホのディスプレイサイズだとUHDと4Kを見分けるのは難しいと間接的に認めていることになるのかもしれません。
結局はどっちのディスプレイがいいのか?
そして以下のように投稿されていることが判明しました。
- 常に両方のデバイスを切り替える予定でない限り、特にコントラストと色が等しく優れているため、あまり目立ちません。
- VI 画面はより大きく、21:9 と 16:9 の比率があります。つまり、YouTube などの 16:9 コンテンツ (古い画面では、巨大な黒いサイドバーが表示される) ではるかにうまく機能し、21:9 コンテンツを再生できるほど広いことを意味します。
- VIスクリーンは、古いものよりも明るく、適応リフレッシュレートがあり、はるかに滑らかで省エネです。
少なくともスマホとしての使いやすさは「Xperia 1Ⅵ」の方が優秀であることに違いはありません。ただXperia 1Ⅴが気になるユーザーの多くはディスプレイの表示解像度という感じで、今回の投稿で判断すれば「映画」を見るかどうかだと思います。
YouTubeなどであればディスプレイ輝度が高いXperia 1Ⅵの方がオールシーンでの視認性が優れていると思います。なので本当にUHDに対応した映画コンテンツをじっくりと楽しみたいかに限るのかもしれません。
逆にここまで割り切って考えればどちらを選ぶべきなのか分かりやすいのかもしれません。