Xperia 1Ⅵの大きな変更点と言えば、Xperia 1シリーズの大きな特徴だったアスペクト比21:9/4Kをやめたことで、アスペクト比19.5:9/FHDとむしろ最上位モデルであることを考えるとスペックで見れば物足りなくなりました。
一方でアスペクト比が変更されたことでコンテンツがより大きく表示されるようになり、さらに4Kをやめたことが影響しているのか可変式120Hzに対応した上でディスプレイ輝度の改善とディスプレイ全体で見れば多くのユーザーにとって分かりやすくなったと思います。
今回Redditにおいて歴代Xperia 1シリーズでYouTubeを4Kでしっかり楽しむ方法について投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
4Kでしっかり再生する方法。
YouTubeにおいて4Kの表解像度に対応しているコンテンツが増えていますが、ほとんどのスマホはディスプレイが4Kに非対応のためダウンスケーリングされた状態で表示されていることになります。
一方でXperia 1シリーズは4Kの表示解像度に対応していることからもYouTubeの対応コンテンツを4Kで表示することが可能です。そして今回以下のように投稿されていることが判明しました。
Xperia 4Kディスプレイで完全な違いを確認するには、2本の指でYouTubeビデオをズームインし、幅が21:9に埋まるようにする必要があります。これは、ビデオの上部と下部がカットされることを意味しますが、これは映画の予告編のようなものには問題ではありません。FHDのみのビデオをズームすると品質が低下するため、FHD画面で品質を損なうことなくビデオをズームしたい場合にも機能します。
例えばXperia 1ⅥとXperia 5Ⅴで比較してみてもシャープさや黒の表現力に違いがあることを確認できるとはいえ、多くのユーザーにとっては分かりにくいと思います。
ただ自分は初耳でしたがズームインした時に、その違いをはっきり確認できるとしています。すでにXperia 1Ⅴは手放してしまったので確認できませんが、気になる人はチェックしてみるのが良いのかもしれません。
結局はやりすぎ。
少なくともズームインをすることで明らかな違いを確認できるとしながらも、今回の投稿者は以下のようにも投稿しています。
注意すべき重要なことがあります。私が言ったように、並んで見たり、一方から他方に切り替えたりすると、違いは非常に顕著です。しかし、私のように毎日のドライバーとしてVIに切り替えると、新しい画面に慣れると、まったく目立ちません。特に、新しい画面がもたらすバッテリー寿命と全体的な滑らかさの向上は巨大であるためです。
正直に言うと、このような小さなディスプレイの4Kは、いくつかのものには便利ですが、常に少しやりすぎだと思います。
逆に今回の投稿通りであれば、YouTubeをズームインしないと違いをはっきりと確認できないことになります。またズームインをすれば上下部分がきれてしまうためコンテンツの視聴に向かないです。
このことからも一般ユーザー向けをやはり想定していたというよりは、Xperiaをαシリーズの外部モニターとして使う時や、Xperiaのディスプレイを使って何か確認したり編集したりする時に重宝される感じで「クリエイター」向けの機能であったことを改めて実感します。
一気にFHDに変更してしまったのは寂しく感じてしまいますが現状のコンテンツを考えるとFHDでも十分と判断したのは合理的だったのかもしれません。