事前情報からもSonyは2025年に登場するXperia 1Ⅶで「一般化」をより進める可能性があるとの予測です。少なくとも今までのように癖があったXperiaから、多くのユーザーにとって分かりやすい進化を遂げる可能性があります。
一方で一般化が進めば進むほど、Sonyが現行シリーズで開発を進めてきた「拘り」と乖離していくことになります。今回RedditにおいてSonyはXperia 1Ⅵでカメラアプリを統合したのは失敗だったと投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
カメラアプリの統合は失敗だったのか?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
ソニーからの大きな間違い。このアプリはすべてをめちゃくちゃにし、アプリのすべてのPro機能はメニューに埋もれています。彼らは、統一されたアプリを改善しながら、プロアプリ(写真、ビデオ撮影、シネマ)を維持することができました。 ソニーが競合他社よりも目立つ機能を奪ったのに、なぜ大衆にアピールしたかったのかはわかりません。
多くのユーザーにとってPhoto ProやCinema Proなどカメラ関連のアプリが複数に分かれているよりは一つにまとまっていた方が分かりやすいと思います。一方でαシリーズと同じ体験を意識していたことを考えるとXperia 1Ⅵのカメラアプリはコンセプトに反している可能性があります。
少なくともカメラアプリが統合されたことで、他社のスマホを使っていたユーザーからすれば分かりやすく、逆に現行シリーズを愛用しているユーザーからすれば分かりにくくなったのかもしれません。
何よりカメラアプリが統合されたとはいえ、ぶっちゃけCinema ProとVideo Proを消失した感じに近く、Photo Proの要素もほとんど残っていないことに加え、片隅追いやられてしまったという感じです。
だからといって新しいカメラUIが使いやすいかというとユーザーによって評価が分かれるところだと思うので難しいところです。
大人の事情が絡んでいる可能性も。
あるジャーナリストの話によると、カメラアプリを一つに統合した理由の一つとして「予算の問題」とされています。Xperia 1Ⅵではアスペクト比が変更されたことからもPhoto ProやVideo Proなど各種アプリの最適化が必要になったと言われています。
ただ最適化に十分な投資が出来ないことからも一つに統合したとも言われていますが実際のところは不明です。来年登場する後継機種ではカメラアプリがどうなるのか気になるところです。
もしSonyに余裕があれば「復活」なんて話はあるのかもしれません。個人的にはPhoto Proくらい復活してバースト撮影くらいは使いやすくしてほしいと思っちゃいます。
一方でカメラUIを継続するのであれば光学シームレスズームなどわかりにくい部分をやめて、望遠を2つ搭載するなどして光学3倍や光学5倍に対応してもらった方がいいように感じてしまいます・