Huawei Mate XT 開封レビュー。こんなにワクワクさせてくれたスマホは久しぶり

まだまだ高価格のため購入するユーザーは限定的な印象を受けますが折畳式機種の認知度は上がったと思います。少なくとも先日より発売されたPixel 9 Pro Foldの在庫状況を見れば注目度は高くなった印象を受けます。

一方で国内においてはブック型の折畳式機種を展開しているのはSamsungにGoogleと限定的ですが中国でみればvivoにOppoやHuaweiなど主要メーカーで展開していないのはAppleくらいです。

今回は一時期400万円越えと話題になった超高価であるHuawei Mate XTをお借りしたのでレビューをしたいと思います。

開封。

そもそもHuawei Mate XTは一般ユーザーに手が届きやすいようにすること目的にしていないとの話がります。そのため最初からプレミアムモデルに全振りという感じで化粧箱もかなりの高級感を感じます。

付属品がHuawei Mateシリーズにあるポルシェデザインのような感じで電源アダプターにUSB-Cが2本。

車用のアダプター。

Freebuds 5に説明書とめちゃくちゃ充実している感じです。

また純正ケースも同梱されておりスタンドがついたバックパネルを保護するタイプとなっています。

個人的にはその形状からも手帳型の方が安心ですが耐久性への自信の強さなのかもしれません。

ただ今後価格が落ち着いてきたら欲しいと思いますがその時は手帳型を探すかなと思います。

何よりワイヤレスイヤホンの付属など通常の折畳式機種でも考えられないようなほど贅沢となっています。

デザインを確認。

そしてデザインを確認していきたいと思いますが世界初の三つ折りタイプということもあり特殊です。とりあえず本体を閉じた状態で本体上部を確認するとマイクにスピーカーグリルとなっています。

そして本体側面を確認すると音量ボタンに指紋認証が統合された電源ボタンとお馴染みの感じです。

最後に本体下部を確認するとスピーカーグリルにSIMトレイにUSB-Cにマイクという感じです。他社の折畳式機種も本体上下にスピーカーグリルを搭載しておりスピーカーを楽しむなら本体横向きにする必要がありますがHuawei Mate XTは縦向きで使うことが前提だと思います。

通常の折畳式機種と異なる部分として構造の問題から本体の厚みが統一化されていないです。また三つ折りタイプということからシーンに合わせて展開方法を分けることが出来るのがすごい。

完全に閉じた状態は普通のスマホと同じで折畳式機種でみればサブディスプレイと一緒です。Huaweiはシングルスクリーンモードと呼んでおり持ち運ぶならこの形状になると思います。

次にデュアルスクリーンモードになると他社のブック型の折畳式機種と同程度のサイズ感になります。ただ裏面部分に展開されていないディスプレイがあるので個人的にはちょっと怖いです。

そしてトリプルスクリーンモードとしてGalaxy Tab S9のような横長のタブレットと同程度になります。

完全に開いた状態だと最も薄い部分が3.6mmでここにバッテリーが入っているのがすごいです。

流石にUSB-Cがある部分は4.75mmとなっていますがそれでもめちゃくちゃ薄くで折れそうです。M4を搭載したiPad ProやGalaxy Tab S10シリーズもめちゃくちゃ薄いなと思っていましたがHuawei Mate XTを見ると分厚いなという印象で逆に簡単に折れてしまいそうで怖いくらいです。

ただガジェットが好きな自分にとってこれだけ薄いとロマンしか感じないと物欲を刺激されます。シングルスクリーンモードでバックパネルを確認すると高級感を感じるレザー基調となっています。

またトリプルスクリーンモードにならないと完全に見えない部分もレザーを採用と質感高めです。そしてサイドフレームはアルミでゴールド+光沢仕上げで高級感をめちゃくちゃ感じます。

個人的にサイドフレームの光沢仕上げは指紋が目立つので好きではないですがHuawei Mate XTは薄くみせるためなのかサイドフレーム自体が丸みを帯びたデザインに加えめちゃくちゃ薄いです。

そのため指紋が全然目立たないという印象を受け高級感というメリットが大きく上回っている印象を受けます。

Galaxy Z Fold 6と比較。

そしてどの機種と比較するか迷いましたが今回はGalaxy Z Fold 6と比較したいと思います。まずシングルスクリーンモードで比較するとHuawei Mate XTの方が一回り近く大きい印象です。

ただこれはHuawei Mate XTが大きいというよりはGalaxy Z Fold 6がコンパクトという感じです。Galaxy Z Fold 6のレギュラー色であればバックパネルにマット仕上げを採用していますが手持ちの限定カラバリだとテカテカ寄りでHuawei Mate XTのレザー基調と好みが分かれると思います。

そして恐ろしいと思うのがシングルスクリーンモードでも本体の厚みが12.8mmとかなり薄いです。

スペックで見ればGalaxy Z Fold 6の方が薄いですがデザインの違いかもら差を感じにくいです。重さに関してHuawei Mate XTは298gとなっていますがタブレットと考えるとめっちゃ軽いです。

そしてデュアルスクリーンモードで比較するとやはりHuawei Mate XTの方が一般的なサイズ感に近いです。この状態になるとHuawei Mate XTの方が取り回しが悪いのでより軽くなったと感じます。

また本体の厚みは7.45mmとなりますが片側は折りたたんであることを考えると薄いです。

そしてHuaweiはカメラリング部分もかなり拘っているみたいですがぱっと見はHonor Magic V3に似たデザインとなっておりGalaxy Z Fold 6と比較すると好みが分かれる部分かなと思います。

何よりデザインだけでも超ワクワクさせてくれる感じで実際に触るとめっちゃ欲しくなっちゃいます。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイですが従来の折畳式機種はブック型だろうとフリップ型だろうとディスプレイを2つ搭載していますがHuawei Mate XTは10.2インチのディスプレイをシーンに合わせて折り畳んで使っているという感じでディスプレイ自体は一枚なので構造が大きく異なります。

そのため10.2インチのディスプレイが起点となり表示解像度は最大3Kで90Hz表示に対応しています。また1440HzのPMWに対応や240Hのタッチレートサンプリングなどにも対応していますが公式サイトをみる限りディスプレイ輝度など一部スペックの記載がないので詳細は不明です。

シングルスクリーンモードで比較。

とりあえずシングルモードで比較していくとディスプレイサイズに大きな違いはありませんがGalaxy Z Fold 6はアスペクト比22:9でスペック以上にコンテンツの視認性に違いを感じます。

一応YouTubeを再生してみるとHuawei Mate XTの方が明らかにコンテンツが大きく表示されます。

またHuawei Mate XTはこの状態でも全画面モードに対応しており器用だなと思います。もちろんディスプレイサイズの違いからもHuawei Mate XTの方がコンテンツが大きく表示されます。

ちなみにHuawei Mate XTのアスペクト比を確認することは出来ませんがおそらく19.5:9あたりかもしれません。

またマンガUPでコンテンツを表示してみましたがHuawei Mate XTの方がコンテンツがデカいです。サブディスプレイの視認性と操作性の悪さはGalaxy Zシリーズが抱えている大きなデメリットです。

なので逆にいえばHuawei Mate XTが有利なのは当たり前ですがスペック以上の差を感じます。

またディスプレイ輝度を確認すると屋内で比較する分にはHuawei Mate XTもそれなりに明るいです。ただ自分の目だと青味が強いディスプレイに見え明るく見えやすいだけなのかもしれません。

少なくとも屋外でもサンプルを撮るために使っていましたがこの時期だと明るさに困らないです。

デュアルスクリーンモードで比較。

次にデュアルスクリーンモードを確認するとディスプレイサイズでも地味に大きな差があります。中華系の折畳式機種に慣れている人にとってHuawei Mate XTのサイズ感は丁度いいと思います。

とりあえずYouTubeを再生してみると本体縦向きの状態だと本体の横幅の違いからもHuawei Mate XTの方が単純に大きく表示されますが一度に表示できる情報量が僅かに少ないです。

そして本体横向きにして全画面表示にしてみましたがHuawei Mate XTの方が大きいです。

次にマンガUPで拡大表示にしてみると本体の横幅に差がある分Huawei Mate XTの方が大きく表示されます。

また見開き表示に切り替えてもHuawei Mate XTの方が大きいので見やすいかなと思います。何よりGalaxy Z Fold 6など従来のブック型はコンテンツに合わせて本体を横向きにした方が見やすいという感じで現状だとほぼ該当しないのはPixel 9 Pro Foldくらいかなと思います。

そしてディスプレイ輝度を比較してみると先ほどと同様にそこまで違いが感じないです。むしろHuaweiはスクリーンモードを切り替えた際の輝度をどのように調整しているのか気になります。

単純に考えれば同じディスプレイ輝度にしている可能性があるので印象が変わらないと思います。何よりコンテンツの見やすさに合わせて本体の向きを変えるのではなく展開していきばいいだけです。

トリプルスクリーンモードで比較。

そしてトリプルスクリーンモードになるとアスペクト比16:11を採用したタブレットという感じです。当たり前の話ですがGalaxy Tab S9に近いアスペクト比にディスプレイサイズを採用しています。

何より多くのコンテンツが16:9を採用していることからも余白や黒帯が発生しにくいのがメリットです。

ただマンガUPで見開き表示にするとアプリが最適化されていないのか地味にバグります。少なくともGalaxy Z Fold 6のように綺麗な見開き表示になっている感じではありません。

ちなみにアスペクト比の兼ね合いからも本体縦向きの状態だと左右に大きな黒帯が発生します。

自分はタブレットを縦向きの状態でコンテンツを消費することがないのでHuawei Mate XTもトリプルスクリーンモードの状態で縦向きで使うことは想像出来ないですがTikTokやshortなどは相性がいい可能性がありスマホ向けのアプリは縦向きにした方が見やすいのかもしれません。

折畳式機種特有機能を確認。

次に折畳式機種特有機能ですがぶっちゃけHuawei Mate XTはあまり細かいことを気する必要はないです。例えばブック型のメインディスプレイはスマホともタブレットとも言えないアスペクト比を採用しています。

その結果アプリが最適化されにくくどうしても余白や黒帯が発生しやすいのがデメリットです。ただHuawei Mate XTは単純にトリプルスクリーンモードで表示すればタブレットと同様です。

デュアルスクリーンモードが中途半端なのは他社と変わらずですが力技で回避できる感じです。ちなみにアプリごとのアスペクト比を変更することが可能なオプションも用意しています。

フレックスモードに非対応。

またタブレットではフレックスモードという概念がなくHuawei Mate XTも同様に非対応です。多くの折畳式機種でフレックスモードに対応しているYouTubeですらフレックスモードにならないです。

なのでアクセサリーは必須になりますが中途半端に表示するのであればフルに展開した方がいいです。

折目は意外と目立つ。

そしてディスプレイの折目に関してHuawei Mate XTは実機でみると想定以上に目立つ印象です。Galaxy Z Fold 6も比較的目立ちやすい方ですがHuawei Mate XTは2箇所あるので余計目立ちます。

ちなみにHuaweiによると多方向に曲げても大丈夫な素材を採用した上で曲げ耐性は25%改善しています。その結果内側に折り畳んだ時に圧迫しにくく外側に折り畳んだ時に引っ張れる力に抵抗できるとしています。

ヒンジと開閉。

また本体の開閉ですが本体価格が価格なのでかなり慎重になっているとはいえ均一な硬さです。Galaxy Z Fold 6のように一定の角度で硬くなるという感じではなく全体的に硬いです。

なので思っていたよりヒンジは好きな角度に調節できますが薄過ぎて開く時に滑ります。特に外側に折りたたんである左側部分は慣れていないことも影響しているのが単純に怖いです。

Xiaomiの特許からも今後三つ折り型の機種を発表する可能性があると期待されていますがHuawei Mate XTでは内折と外折りのヒンジ技術を採用しており外折りの折畳式機種を実際に製品化できているのはHuaweiとHonorで他社は追従するのはかなり大変なのかもしれません。

一方でこの形状から仕方ないですがシングルスクリーンモードだと側面部分にフロント部分とディスプレイが丸出しの状態となっており付属のケースで側面部分は保護できるとはいえフロント部分をカバー出来ないので個人的にはめっちゃ怖いかなと思っちゃいます。

折畳式機種のデメリットとしてフレキシブルディスプレイの耐久性ですがブック型の折畳式機種は本体を折り畳んだ状態でメインディスプレイが剥き出しの状態になることはないので安心です。

ただHuawei Mate XTはどのスクリーンモードを選んだとしても常に剥き出しなので怖いです。デュアルスクリーンモードなんて半分とはいえ両面ともディスプレイなので持ち方に困ります。

一部情報によるとSamsung以外のサプライヤーを採用しているみたいですが耐久性は不明です。何より折畳式機種のソフト面の物足りなさをHuawei Mate XTはハードでカバーしています。

そのため細かいオプションなどは必要ない感じでアプリの最適化の分かりやすい回避方法です。あとは直近で使ったアプリはデュアルスクリーンモードの状態だと表示されますがタスクバーはなく本体側面から引き出すマルチウインドウが同様の機能という感じです。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックを確認していきたいと思いますが公式サイトで確認出来ないことが多いです。例えばアップデートサポート期間は不明で今後登場すると噂されているグローバル版でもどうなるか気になるところです。

ちなみにHuaweiはGMS非搭載のため他の中華スマホのようにGoogle Play Storeを簡単にインストールすることができずGspaceなど代替アプリを使う必要が出てきます。

最低限のカバーはできる感じですがユーザーによっては通知含めて物足りなさが出る可能性があります。ちなみにグローバルモデルが仮に出たとしてもGMSが標準搭載されていないことに違いはないです。

あと現状だと大陸版のみで今後HarmonyOS Nextへのアップデートになった時にAndroidアプリの互換性がなくなると言われているのでグローバルモデルの価値観がより高くなるかもしれません。

少なくともグローバルモデルに慣れている人にとってHuaweiの機種は癖が強めに感じます。

容量構成を確認。

そして容量構成に関してはHuawei Mate XTはRAM16GBでストレージオプションは一緒です。一方でRAMやストレージの詳細は不明となっておりアメリカの規制問題に触れる可能性もあります。

またKirin9010を搭載していますがHuaweiがどこまで自社技術で実現できたのか不明です。とりあえず5Gに対応した上で衛星通信にも対応していますがSoC自体の詳細は明かされずです。

発熱とパフォーマンスの持続性。

発熱とパフォーマンスの持続性を調べるためにベンチマークを3回連続で回してみました。GPUの計測が出来ずスコアがゼロのためトータルスコアも低いですが重ねるごとにスコアが上昇しています。

ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測してみましたがHuawei Mate XTは34.3/34.6/35.6度でGalaxy Z Fold 6は39.3/40.2/39.8度と持ち比べても明らかに発熱に違いがあります。

何よりHuawei Mate XTは3回目終了時点でもほとんど発熱を感じないくらいとある意味異常です。そしてパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testをしてみました。

トップスコアが3分の1となっていることもありHuawei Mate XTの方が安定率は高いです。ちなみに計測終了後に外部温度を計測してみましたがHuawei Mate XTは40.4度に対してGalaxy Z Fold 6は40.5度とほぼ同じで20分程度負荷をかけると同程度の発熱になっています。

Huawei Mate XTは計測終了後に発熱が原因でGoogle Photoへのバックアップも制限されました。本体が冷えるのが早いため個人的には気にならないですが長時間のゲームは向かないかもしれません。

バッテリー関連を確認。

バッテリー関連を確認するとHuawei Mate XTは5600mAhと見た目以上のバッテリーを搭載しています。何より3.6mmの厚みしかない部分にバッテリーを搭載することができた技術力の高さがヤバいです。

一方で軽く触った程度ですがどの形態で使うかにもよりますが電池持ちは悪い印象です。タブレットでは8000mAh前後のバッテリーを搭載していることもあるのでスペック的に足りずです。

ただ有線にしろワイヤレスにしろ充電速度が速いので電池持ちの悪さをカバーできると思います。結局はトリプルスクリーンモードでどれだけの頻度で使うかで印象が変わってくると思います。

その他を比較。

そして耐久性の部分として初号機なので仕方ないですばIPX8にすら対応出来ていない感じです。ちなみにGalaxy Z Fold 6含めて折畳式機種は使用推奨環境温度はしっかり守った方がいいです。

例えばHuawei Mate XTは氷点下5度の状態で本体を折り曲げるとディスプレイが破損する可能性があります。

やはりディスプレイの耐久性はネックなるからこそサポートが充実しており購入から1年以内ならディスプレイを1回交換することができ購入2年以内ならディスプレイの清掃とフィルムの交換を最大4回まで無料でうけることが可能となっておりメンテナンスはしっかりやった方がいいと思います。

何より耐久性の部分は世界初の三つ折りタイプということもあり分からないことが多いです。

そして生体認証はインカメラを利用した2D顔認証に加え電源ボタンに統合された指紋認証です。生体認証に関しては特段使いにくいという印象もなく言ってしまえば普通という感じです。

そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。Huawei Mate XTの方が音量が小さい上に音圧もかなり物足りない印象を受けてしまいます。本体が薄いので仕方ないかもしれませんがHuaweiの機種にしては微妙と感じてしまいます。

カメラを確認。

最後にカメラを確認していきたいと思いますがHuawei Mate XTのメインカメラの詳細は不明です。ただ1/1.56インチと言われておりセンサーサイズで見ればGalaxy Z Fold 6と同じです。

そして光学5.5倍に加えデジタル50倍となっておりズーム倍率で見ると折畳式機種の中では妥協がないです。またHuawei Mate XTは現時点で折畳式機種の中で唯一10段階の可変絞りに対応しており、とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはHuawei Mate XT/Galaxy Z Fold 6の順番になっているので予めご了承下さい。

逆光に近いシーンだとHuawei Mate XTの方が明るく補正されるため黒潰れしにくい印象です。

広角で撮影。

自分の目だとHuawei Mate XTの方がGalaxy Z Fold 6よりは色味が落ち着いて見えますが、ちょっと絵みたくみえる感じです。

次に接写をしてみましたがHuawei Mate XTは想定以上にフォーカスが合わせやすい印象です。

逆光に近いシーンだとHuawei Mate XTの方がフレアが発生しやすい印象を受けます。

ポートレートで撮影。

Huawei Mate XTの方が被写体に寄って撮影しやすい印象を受けます。

明らかにHuawei Mate XTの方がフォーカス精度が優秀に感じます。

次にポートレートの2倍で撮影してみました。

ボケ感はGalaxy Z Fold 6の方が強めです。

そして3倍で撮影してみました。

Huawei Mate XTの方が明らかにフォーカス精度が優秀です。

望遠で撮影。

次に2倍で撮影してみました。

そしてHuawei Mate XTにとって光学となる5.5倍で撮影してみました。

次に10倍で撮影してみましたがHuawei Mate XTの方が背景のノイズが少ないです。

次に15倍で撮影してみましたノイズに明らかな差があります。

次に20倍で撮影してみました。

最後に30倍で撮影してみましたが雲泥の差と思います。

ズームで接写してみた。

次に2倍で接写してみました。

そしてHuawei Mate XTの光学となる5.5倍で撮影してみましたがフォーカスが全然合わないです。

最後に10倍で撮影してみましたが画質はまだしもHuawei Mate XTは接写用途にズームは向かない印象を受けます。

マクロで撮影。

超広角を利用したマクロ撮影に対応しており、被写体にしっかり寄れるので使いやすいです。

超広角(低照度)で撮影。

次に手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してきました。

超広角だとHuawei Mate XTは手ブレがしやすく、何よりプレビュー画面が真っ暗で撮影しにくいです。

広角(低照度)で撮影。

Huawei Mate XTの方が青味が強い印象を受けます。

Galaxy Z Fold 6と比較すると白飛びはしやすい印象を受けます。

一方でHuawei Mate XTの方が全体的に明るく補正される印象を受けます。

望遠(低照度)で撮影。

まず2倍で撮影してみました。

次に3倍で撮影してみましたがHuawei Mate XTは手ブレがしやすいです。

最後に5.5倍で撮影してみましたが高照度の環境と違って低照度の環境になると不安定に感じます。

まとめ。

今回はざっくりとですがHuawei Mate XTの開封レビューをしてみましたがめっちゃ欲しいです。ただ中国において2万元とそもそも高価であることからも通常価格でも個人輸入なら50万円弱程度にはなっちゃいます。

またいつもお世話になっているまめこさんのところでも執筆時点で安くて80万円と手が出ないです。

ただ今回は有償になりますがまめこさんに短期間お借りできるということだったので飛びつきました。実用性の面ではスマホとタブレットの2台持ちになりますがHuawei Mate XTはロマンがあります。

自分ならiPhone 16 Pro MaxとiPad Proに40万円投資するならHuawei Mate XTに投資します。それくらい触っていて面白い端末で来年のグローバル展開が今から非常に楽しみという感じです。

以前誰でも容易に想像ができる製品だとコメントを頂きましたが実現化できるかは別の話です。何より個人的にはディスプレイの技術が先行していたSamsungが先にやるべきだったと思います。

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