Xperia 1Ⅵは満たせず?SonyがXperiaに求める6つのこと

Xperia 1Ⅵはスペックで見れば一般化したこともあり多くのユーザーにとって分かりやすい進化を遂げた印象を受けます。特に近年のXperiaは発熱がしやすく電池持ちが悪いと安定性が欠如していましたがXperia 1Ⅵではしっかりと改善した印象を受けます。

今回RedditにおいてSonyがXperiaに求める6つのことについて投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

Xperiaに求めていること。

Sonyの2024年における企業戦略会議がYouTubeにおいて公開されていることに言及。その上でSonyがXperiaに求めることとして以下のように投稿されていることが判明しました。

詳細
高品質のイメージングとビデオ作成 ソニーのXperiaスマートフォンは、ソニーのイメージセンサー技術(SEUSイメージセンサーなど)の専門知識を活用して、高度なイメージングとビデオ機能を強調するプレミアムデバイスとして位置づけられています。これは、モバイルプラットフォームで高品質の写真やビデオのキャプチャを優先するコンテンツクリエーターを対象としたXperiaデバイスを使用して、クリエイターをサポートすることへのソニーのより広範な焦点と結びついています。
クリエイターツールの統合 Xperiaは、ソニーのプロフェッショナルグレードのコンテンツ作成ツールと統合するように設計されています。これには、高度なカメラシステム、映画制作用のCinema Proモード、リアルタイムビデオ編集などの機能が含まれ、クリエイターはモバイルデバイスから直接プロ品質のコンテンツを制作できます。Xperiaは、ソニーが「創造のシフト」を支援することに重点を置いていることを強化し、モバイルクリエイターのためのデバイスになることを目指しています。
5G接続とリアルタイムテクノロジー Xperiaデバイスは、ソニーのリアルタイムテクノロジーと5G接続への投資も活用し、即時のデータ転送とコラボレーションを可能にします。これにより、リアルタイムのコンテンツ共有と編集が強化され、ニュース、スポーツ、ライブイベント放送などの業界で働くプロのクリエイターにとって非常に重要です。
エンターテイメントエコシステム Xperiaは、ソニーのエンターテインメントエコシステムの重要なデバイスとして機能します。ソニーのゲーム(プレイステーションなど)やメディアサービスと統合されているため、ユーザーは高品質のゲーム、音楽、ビデオストリーミングを楽しむことができます。このデバイスは、デバイスとサービス全体でシームレスなエンターテインメント体験を提供するためのソニーの取り組みの一部です。
モバイル写真と映画撮影のリーダシップ ソニーはXperiaを使用して、モバイル写真と映画撮影の新しい基準を設定することを目指し、スマートフォンをカジュアルおよびプロのクリエイターの両方にとって競争力のあるツールにします。高いリフレッシュレートのディスプレイ、高度なビデオ録画オプション、優れたオーディオテクノロジーなどの機能を通じて、モバイルクリエイティビティの限界を押し広げることに重点が置かれています。
フラッグシップイノベーション Xperiaは、最先端のテクノロジーを紹介するモバイルスペースにおけるソニーのフラッグシップ製品ラインであり続けています。ソニーはXperiaブランドを使用して、最新のイノベーションを実験して紹介し、クリエイティブと高性能デバイスを求める消費者の両方に対応するプレミアムテクノロジー主導のブランドとしてのイメージを強化しています。

この戦略会議はXperia 1Ⅵが正式発表された後に開催されたと思いますが、気になる部分としては「Cinema Pro」など廃止になった単語が出てくることになります。

少なくともXperia 1Ⅵで見るとSonyが求めることを満たすことが出来ないということになります。

進化と乖離している印象。

今回の内容をみる限りSonyはXperiaに機材的な側面や専門性を求めているように見えますが、Xperia 1Ⅵでの進化を見ると乖離しているように見えてしまいます。例えばカメラアプリの統合によって実質従来のCinema Proは消滅したところでPhoto Proの面影が残っている程度に感じます。

また表示解像度に非対応になったことで、折角Xperia自体で4K撮影ができてもXperia自体で撮った素材をしっかりと確認出来なくなったので機材的な側面を求めることは難しくなったのかもしれません。

一部噂によると来年ではさらに一般化が進むと予測されていますが、Sonyがどのような方向に進化をさせるのか非常に気になるところです。

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