海外サイトのテスト結果によるとPixel 9 ProシリーズはRAM16GBに対応したとはいえAIのためにRAM3GB分をロックしているとの話です。AI Coreを常駐させることでAIの起動速度や処理速度を改善させる狙いがあるとの話です。
またPixel 9シリーズでは第2世代のGemini Nanoを統合するなどGeminiが大きな特徴となっています。今回RedditにおいてGeminiにGoogle Pixel 9 Pro XLは存在しないとの返答があったと投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
本物の機種ではない?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
新しい9 pro XLジェミニを買って家に帰った後、それは存在しないと私に言った
どのような質問をしたのか定かではありませんが、上記の画像からもGoogle Pixel 9 Pro XLは本物のスマホではないと返答しており、Pixel 7 Proの間違いではないかと?と聞きおなしているくらいです。
一方で以下のような投稿もありました。
「私が訓練したデータセットのカットオフポイントは2023年12月です。これは、その日以降に発生したイベントや開発に関する情報を持っていないことを意味します。Google検索を通じてかなり最新の情報にアクセスできますが、私のコアナレッジベースは常に更新されていないことを覚えておいてください。
そもそもGemini自体がオンライン処理じゃないと「検索」が出来ないような気がするのは気のせいでしょうか。なので今回の事例は投稿者の質問の仕方があまり良くなかった可能性があります。
ちなみに手持ちのPixel 9 Pro XLで「Pixel 9 Pro XLの公式スペックを教えて」とGeminiに質問したところ上記の画像のように表示されており特段問題はありません。
AIは完璧ではない。
少なくともAIは今回の事例のように完璧ではないのでAIで表示された情報を全て鵜呑みにしない方がよく、現時点ではサポート的な役割で使うのが一番いいのかなと思います。
少なくとも今回の事例であれば「Pixel 9 Pro XL」が存在しているか存在していないか投稿者自身は把握しています。一方で自分が全く知らないことだとAIに表示されたことが当たっているのかどうか判断することもできません。
AIはデータの積み重ねによって精度が上がっていくので現状だと最新のものになればなるほどデータの積み重ねが少ないので精度が良くないことがあります。なので今回のように検索の場合は鵜呑みにしない方がわかりやすいです。
とはいえGeminiになってから使い勝手が明らかに改善しており、何か調べごとをする時はGeminiに質問して抽出された情報を自分で吟味していく使い方をしています。
例えば「関東でおすすめの旅館を教えて?」と質問して何件か候補が挙げてくれるので、その中で自分が知らない旅館や、ネットでおすすめ上位にいない旅館を調べるために使っている感じです。
なので今回のようにありえない回答もありますが、Geminiが身近になることで便利になっていることに違いはないので今後も積極的に使っていきたいところです。