Android15がチャンス。Xperia 1Ⅵでいいかげん対応して欲しい2つの機能

先日にはiPhone 16 Pro MaxとXperia 1Ⅵの比較レビューを公開させて頂きましたが、改めてXperia 1Ⅵは良くも悪くも「一般化」したことで安定性がかなり安定した印象を受けます。

発熱に関してはどの機種であっても負荷をかければ発生するので仕方ない感じで、何より以前のように不安定になることもなければ電池持ちはかなり安定しているからこそ満足度が高いです。

今回はAndroid15のタイミングでそろそろXperia 1Ⅵに対応して欲しい新機能について主観的にまとめたいと思います。

かこって検索機能。

今年の1月に正式発表されたGalaxy S24シリーズで初めて実装されたのが「かこって検索」で、GoogleとSamsungが共同で開発した機能だからこそ、1月下旬に配信されたFeature DropにおいてPixel 8シリーズも同様に対応。

それ以降SamsungでみればOneUI6.1やPixelで見ればFeature Dropのタイミングで対象機種が拡大。とはいえ今年の10月まではSamsungとGoogleの独占機能とされていました。

ただ先日正式発表されたXiaomi 14Tシリーズなども対応することが明らかになっており、今後中華系でもグローバルモデルを中心に対象機種が拡大する可能性があります。

仮にSonyが対応するとすればAndroid15のタイミングの可能性があり、Android15の新機能というわけではありませんが、それそろ分かりやすいAI機能を一つは搭載してほしいところです。

単純にSoCだけで見ればXperia 1Ⅵはもちろん2022年モデルあたりまでは対応できる可能性があります。Pixelに実装されてから地味に使う機会が多く、逆にXperiaにはないのがちょっと不便に感じることもあります。

SonyによるとGoogleの開発状況に合わせてAI関連機能に対応していきたいと割と消極的に見えますが「かこって検索」であれば実装するのにハードルが低そうにも感じます。

翻訳機能や文字起こし機能などと比較すると「検索」は多くのユーザーにとって身近だと思う。その検索がより簡単にできるとなれば使うユーザーもどんどん増えていく可能性があり、何よりかこって検索になれると文字入力して検索するのが面倒に感じる時もあります。

アプリの複製機能。

Xperiaはある意味Pixelよりもピュアアンドロイドに近いから仕方ないのかもしれませんが、Androidで標準対応していない機能に関しては同様に対応していないことが多いです。

その一つとして「アプリの複製機能」で、Googleは以前より開発を進めていることが明らかになっていますが実装されるとの話はないです。中華系やGalaxyでは割と前から当たり前のように使える機能ですが、GoogleとしてはAndroidで標準搭載させるとなった時に慎重になっているのかもしれません。

自分はDual SIMで使う場合に、データ用と通話用みたいな分け方ではなく仕事用とプライベート用という感じです。またそれぞれのSIMでSNSのアカウントを管理しているので一台持ちにしたくてもアプリ複製機能がないと厳しいです。

今はIslnadという仮想アプリを使っていますが消費電力が増え気味に加え通知が安定しないこともある。なので早くアプリの複製機能に対応してほしいと思うことが多いです。

ハードが落ち着いてきたからこそソフトを頑張ってほしい段階で、Appleのようにエコシステムを強化するのは厳しい。だからこそXperia単体でどれだけ快適に使えるかが今後より重要になってくると思います。

最新情報をチェックしよう!