生産台数が少なすぎでは?Huawei Mate XTは当面超品薄かも

いよいよ先日より発売された「Huawei Mate XT」ですが予約件数で「630万台」となっており、さらに予約は無料というわけではなかったみたいなので、かなり注目度が高いと判断することが出来ます。

もちろんHuawei Pura70シリーズや今後登場するHuawei Mate70シリーズなど通常のフラッグシップモデルと比較すると販売台数は限定的になると思いますが、折畳式機種であることを考えると異常です。

近年SamsungはGalaxy Zシリーズの一年での販売台数が1000万台もいかないことに加え、Galaxy Z Foldシリーズは300万台前後と言われていることからもHuawei Mate XTの売れ行きは本当に異常です。

今回GSM ArenaがHuawei Mate XTの生産台数に言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

出荷台数は限定的。

今回の情報によるとHuawei Mate XTの当初の年内における出荷目標台数は50万台だったのに対して100万台に大幅強化された可能性があるとしています。少なくともHuaweiとしては予約件数が600万件も超えるなんて想定していなかった可能性があります。

Huaweiによると長年サプライヤーと協力することでHuawei Mate XTの増産体制を構築したとしていますが今回の情報通り100万台に強化されたとしても、当面は予約分すら捌けない可能性が高いということになります。

一方で懸念としてHuawei Mate XTの初期需要がいつまで続く分からないこと。発売以降一般ユーザーからのレビューが増えると思いますが、一方で不具合報告なども増える可能性があります。

また過去のフラッグシップにおいて発売直後に需要が大幅に減少した例もあることからHuawei Mate XTの初期在庫は控えめだったのかもしれません。とはいえ2万元の機種がそんなにバンバン売れるとと予測することも難しいかったのかなと思います。

何より今回の「100万台」は市場予測でありHuaweiから発表されたことでありません。今後の動向に気になるところです。

年末以降には解消する可能性も

またいつもお世話になっているまめこさんがHuawei Mate XTの在庫状況について共有してくれていることが判明しました。

Huaweiの従業員からの情報だと思いますが在庫が安定するのは早くても年末以降としています。今回の情報通り年内に100万台しか出荷されないのであれば改善されない可能性が高いですが、現地の情報もかなり貴重です。

今後発売されて需要がさらに増大しない限りは、年明け頃から流通価格が落ち着いて入手しやすくなる可能性があります。個人的には一度は触ってみたい機種なので早く価格が落ち着いてほしいところです。

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